カテゴリ:ひとり言
古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のある言葉だと思います。 このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約300万人が飲酒関連が原因と考えられるということです。 「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、それほど多くの人が飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲みすぎたからということになるのでしょう。 ウエブトピックスより 飲酒が原因、年間300万人死亡 飲酒量の伸びアジアで顕著 WHO 大雑把な計算になりますが、世界の人口を約70億として、アルコールを摂取する成人(20歳以上?)の人口を約半数と考えれば、35億。 300万 ÷ 35億 = 0.85% という計算になりますから、なんだ100人のうちの1人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのじゃないでしょうか? しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば"過ぎたる組"になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒を30日に1回以上すること書いてあります。そこで早速調べてみました。 エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml ビールのアルコール度数は概ね5%だから、 76 ÷ 5% = 1520ml ビール大瓶(633ml)2本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。 すなわちビールなら3本、清酒なら3合を1月に1回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。 ・・・わが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人、見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒3合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。(苦笑! どうです?あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒3合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか?(大爆笑! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月12日 11時50分05秒
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