カテゴリ:ひとり言
民放の人気番組「開運!なんでも鑑定団」、毎週楽しみにご覧になっておられる方多いでしょう。私もその一人です。 書画・骨とう品の愛好家が自慢の一品を専門家に鑑定してもらうという番組ですが、蔵の奥から出てきた焼き物茶碗に思いもよらぬ高額な値段がついたり、なけなしの小遣いを叩いて購入した名画のはずが、「せいぜいで5000円。プリントものです」という鑑定に青ざめる鑑定依頼者。スタジオに沸き起こる爆笑の渦。 多くの視聴者は後者の展開を期待して見ていますよね。(笑! 私が見たところ、中国へ行った折に土産物屋に勧められて購入した陶磁器とか、知人が借金のかたに置いて行った掛け軸といったものは、大概後者の結果となるようです。(笑! 世にいう名画といったお宝も9割方贋作のことが多いというのも番組の特徴ですね。絵画についてはまったくの素人の私ではありますが、日本画では丸山応挙、狩野永徳、洋画であればピカソ、ゴッホといった名前ぐらいなら知っています。 まあ、私ごときですら名をあげることができる巨匠の画ともなれば、ほとんど博物館級といってもいいくらいですから、値段があってないようなもの。このような絵画を個人で所有できる人は、世界中でも限られた人になってしまう。そんな絵が家の蔵からどうやって出て来るというのか。(笑! いい絵は人の心を豊かにすると聞きますが、懐も豊かでなければ名画を所有できないというのも、ある意味では悲しい事実かもしれません。 ところで高額な値のつく絵は、絶えず盗難の心配をしなければなりませんし、保管場所にしても温度や湿度の管理だけでも大変です。とても心休まる暇などないのではないかと思うのです。 そういった意味で、絵画が資産として価値があるのは、せいぜい100万~200万クラスまでではないかと、私なんぞは思ってしまいます。 100万で買った絵が150万という鑑定に、思わず口元をゆるめることが、はたして心豊かといえるのかどうかは別として、盗まれたところで100万と思い切ることだって出来ないことはない。 あ、いや、・・・私ならきっと失神してしまうでしょうけれど。(涙! にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月09日 11時50分04秒
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