2021/09/16(木)11:50
「敬老の日」と「老人の日」
昨日の9月15日は、2001年に国民の祝日に関する法律が改正されるまで「敬老の日」でした。正確には法律の施行日が2003年だったはずですから、9月15日が「敬老の日」でなくなってから17年になるわけですが、そのかわり「老人の日」であったということご存じでしたでしょうか?
・・・何やら頭が混乱して来そうですね。(笑!
国民の祝日に関する法律の改正と時を同じくして、老人福祉法も改正され、9月15日が「老人の日」に、それから1週間を老人週間と定められたと書けば、ようやくそういうことかと納得できましょう。
その趣旨は、「老人福祉への理解や関心を高めること」と「社会を生きる人々が協力して助け合い、老人が自ら生活の向上を努めること」。あくまでも国民に啓発を促すのが目的になります。
一方「敬老の日」は、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う趣旨で制定された国民の祝日。特定の祝日を第3月曜にするといういわゆるハッピーマンデー制の導入により、今年は9月20日が「敬老の日」にあたります。
ふ~ん、老人福祉法っていう法律がこの国にあったんですか?すると9月15日はあくまで「老人の日」なんですね。
・・・正直に告白します。老人福祉法は知らなくとも、特定の祝日を第3月曜にするといういわゆるハッピーマンデー制は知っていました。その心は、「わ~い、3連休になってうれしいな♪」で、「敬老の日」と「老人の日」の意味するところなど微塵も考えたこともありませんでした。
国民の祝日に関する法律はよしとして、老人福祉法について少し勉強してみようという気になりました。
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