2022/02/18(金)11:50
名画は人の心を豊かにすると言いますが・・・。
世界には名のある画家は数多くいますが、その名のある画家が描いたという絵画を鑑賞しようとすると、一般には美術館で催される個展に足を運ぶしかありません。しかし、一般人にとってそのような機会に接することが出来るのはそうそうあるものではありませんね。
そもそも名だたる画家の個展を開催するだけの作品を集めるとこと自体が難しい。たとえば、ピカソ。小学生でもその名前を知っていると思われる天才画家の絵を鑑賞しようと思えば、その絵画を所有している美術館に赴くしかありません。
名画は人の心を豊かにすると言いますが、私なんぞは、名のある名画に限らずそれが立派な額縁に飾られていれば、感銘を受けることより先に、どうしても「この絵はいくらするのだろう?」という思いが先に立ってしまいます。
「げっ、350万!・・・なるほど、名画に違いない」(笑!
・・・ちっとも心が豊かになりません。(涙!
冒頭名をあげたピカソ、まあピカソに限らず名画と呼ばれるものは、値段があってないようなもの。ときとして1億も2億も値のつくことだってある。そのような絵画を個人で所有できる人は、世界中でも限られた人になってしまうのは仕方のないことかも知れません。
そういった名画は絶えず盗難の心配をしなければなりませんし、保管場所ひとつとっても温度や湿度の管理のことを考えれば煩わしいことこの上ない。所有者はとても心休まる暇などないのではないかと思うのです。
そもそも絵画が資産として価値があるのは、せいぜい100万~200万クラスまでではないか?100万で買った絵が150万という鑑定に、思わず口元をゆるめることが、はたして心豊かと言えるのかどうかは別として、盗まれたところでせいぜい100万と思い切ることだって出来ないことではない。
・・・私ならきっと失神してしまうでしょうけれど。(笑!
一方盗む方も盗む方だと不思議に思われてなりません。
よほどのマニアなら、自宅の地下室で一人1億円の絵を眺めて、豊かな気分(?)にひたることも出来るかもしれませんが、これほどすぐ足のつく代物を売りさばくわけには行きませんから、結局どこかに隠しておくより仕方がありませんよね。そんな厄介なものどうして盗むんだろう!?
そのような不逞の輩に一度聞いてみたいものです。
まさか、心豊かになりたいからだと言ったりはしないでしょうね。(爆笑!
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