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2022/08/05(金)11:50

得度

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親鸞聖人を開祖とする浄土真宗大谷派の総本山、京都の東本願寺で同派の僧侶になるための得度式が営まれたと報じられています 同時に配信されている写真を見てください。何と可愛いお坊さんたちでしょう。 得度とは、俗性との縁を断って僧侶になるために修業の世界に身を委ねる、いわゆる 出家(しゅっけ)の儀式。 開祖親鸞聖人が得度した年齢にちなみ、全国から満9歳になった末寺の子供たちが、夏休みを利用して本山に集まったということです。 何を隠そうこの私も真宗大谷派の門徒の一人です。当地北陸富山は浄土真宗の信者が多いことで知られています。10軒の家を回ればそのうちの7軒は真宗の門徒と言っても過言ではありません。浄土真宗は後に大谷派と本願寺派に分かれましたが、私たちは尊敬の念を込めて、大谷派を「お東」、本願寺派を「お西」と呼んで区別しています。 浄土真宗のお葬式では、勤行が始まる前に「お剃刀(かみそり)の儀」という儀式が執り行われることがあります。導師が棺の前で剃刀を二度三度動かし、その後短いお経を唱えて終了する時間にして数分の儀式ですが、これは亡くなられた方が生前に得度を受けておられなかった場合に行われるものです。 この「お剃刀の儀」、以前は見ることがまれでしたが、最近見かけるというのは、生前に得度を受ける人が少なくなったということでしょう。 得度を受け僧侶となり、御仏の教えに帰依することによって極楽浄土に参ることができるという真宗の教義に基づくもので、真宗の門徒であれば、生前であれ死後であれ必ず得度を受けることになるのです。 私も真宗の信者でありながら、いまだ得度の許しを受けていませんから、このままでは極楽往生のかなわぬ身。生前の内に得度を受けて、最後の最後に暗路に迷うことのないようにと願っています。 できるものなら、このような可愛いお坊さんたちに混じって、純真無垢な気持ちに戻り、御仏の許しを請いたいものだと思ったことです。 ◆酒そば本舗トップページへ◆ **貴方の共感できる生き方がきっとある** にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル

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