2022/08/10(水)11:50
かき氷
連日暑い日が続きます。日中できるだけ日の当たる場所への外出は控えましょう。こまめに水分の補給をしましょう。室内でもエアコンを使用し、室内温度を適切に保つよう心がけましょう。
今日ではお馴染みとなった感すらする熱中症対策ですね。
私は時の宰相がもはや戦後ではないと言い、この国が高度経済成長の坂をいっきに駆け上がろうとしていたころに小学校に通った世代ですが、あの頃は当然のことながらエアコンなんてなかったし、扇風機のある家庭ですら少なかった。どうやって夏の暑さをしのいでいたのだろうと、今思えば不思議なくらいです。
ランニングに半ズボン、麦わら帽子姿で、一日中戸外を駆け回っていましたね。当時確かに「熱射病」「日射病」という言葉はありましたが、「熱中症」などという言葉はなかったように思います。今はそれに「コロナ」ですからね。
ウエブで配信されている涼しげな画像を見つけました。夏の暑さを吹き飛ばす、2022年ビジュアル&新感覚かき氷ですって。
・・・確かにビジュアルですね。新感覚というのもわかります。
今は電気冷蔵庫のない家庭はないと言っても過言でありませんが、私らが子どもの頃には木製で、上部に氷を入れてその冷気で貯蔵品を冷すという冷蔵庫でした。
街には製氷屋さんが必ずあって、氷を籾殻の敷いてある木箱に入れて、それを自転車の荷台に積んで配達していたのを覚えています。(その氷屋さんは当時どうやって氷を作っていたのだろう・・・?)
その氷を小さなブロックに切って、手回しの機械で削ってかき氷にするのですが、子どもの力ではなかなか機械のハンドルが回せず、かき氷を食べる前にひと汗もふた汗もかかなければなりませんでしたね。
どぎついほどに真っ赤なシロップが、イチゴ。同じく緑がメロン、黄色がレモン。確かチクロとかいった合成甘味料と合成着色料で作られたシロップは、色は違っても同じ味だったと記憶しています。
まあ、こちらの方もビジュアルといえばビジュアルといえるかもしれませんね。まるで信号機みたい。(笑!
・・・そんな古き懐かしい昭和30年代を思い出させてくれた「ビジュアルで新感覚」のかき氷でした。
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