2019年06月23日

「遊遊漢字学」が楽しみPART83「棋士」

カテゴリ:ひとり言

趣味は何かと問われれば、無難なところで読書か。

あと上げるとすれば、将棋囲碁。ただし、腕前となると、将棋は「頭金流」。囲碁は「四線シチョウ」流。

将棋では、自玉の頭に金を置かれて初めて詰みに気づくといったレベル。囲碁に至っては、四線より内側では石がシチョウに取られているのに逃げ出してしまう。三線まで石を追われて初めて取られていることに気づき、あっということになる。(苦笑!

毎週日曜日のお楽しみ、漢字学者阿辻哲次氏の日経連載「遊遊漢字学」
今週阿辻先生が取り上げた漢字は「棋士」。

どうやら阿辻先生もどちらもなさるご様子とお見受けしました。腕前については、言及なさっておられないのは残念ではありますが、それは本日の本題ではありませから仕方がないですかね。


囲碁と将棋のプロは、まったく違ったゲームであるのにどうしてどちらも「棋士」と呼ぶのかと、阿辻先生は投げかけておられます。

それは棋士の「棋」に「棊」という異体字があることがヒントだと。中国戦国時代までさかのぼると、当時すごろくに似たゲームがあって、盤と駒が木で作られていたから、それを「棊」と呼んだのだとか。今でいうボードゲームを総じて「棊」と呼んだということでしょうね。

やがてこの漢字が囲碁も表すようになったとき、「木」ではなく「石」を使っているゲームだから「碁」と表記するようになったが、依然として「碁」を打つプレイヤーのことは「棋士」と呼ばれたのだと。

ちなみに「棋」は当然としても、「棊」も「碁」も音は「キ」。たしかに「碁」は「ゴ」とも読めますが、囲碁の専門棋士を「碁士」と書いて区別したとしても、この時の読みは「キシ」になるそうです。

囲碁の専門棋士が争うタイトル戦に「棋聖」と「碁聖」というタイトルがあるが、この読みにしても、阿辻先生に言わせれば、どちらも「キセイ」と読むのが正しいと。

なるほどご専門が漢字ですから、「碁」の読みにも文字通りこだわりが深いというわけですな。

ところで、碁を打つとなると、阿辻先生の読みにはどのくらいのこだわりがあるのでしょうとお聞きしたいものですな。

まさか「四線シチョウ流」というようなことはありますまい。(笑!





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最終更新日  2019年06月23日 11時50分06秒
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