美しい朝の国 そして私の毎日

2009/12/23(水)13:11

日本帰省:歯医者編

早く書かないと今年も終わってしまうので、書かせていただきますっ!! 日本帰省編の最後、歯医者編です。 なんでわざわざ歯医者編を書きたかったかというと、 歯医者さんがとても良くて、すごく勉強になったから! 10月の帰省では、せっかくだからと夫の勧めで歯医者にも行くことにした。 父の手術の翌日、母から 「歯医者行ったら?どうせ今日は昼からしかお父さんの病院行かないし」 と言われたので、そうだねということで行くことにした。 父は前日の手術後集中治療室に入ったため、この日の11時に一般病室に移る予定だったから、 早く行ってもすることがなかったのだ。 家からすぐ近くの歯医者に行き、初診なので問診表をかく。 韓国に住んでいて、○日までいるのでその間にできる限りのことをしてほしいと書いた。 ウーには、歯の検診をしてほしいと。 2年前、ウーがまだ5ヶ月のときにも歯医者に行って治療してもらったのだけど、 そのときの病院は「いくら海外にいるからって例外はちょっと…」みたいな対応だったので こんどもそうかもしれないなあとちょっと小さくなっていたのだけれど。 結果から言うと、この歯医者さん、とってもフレンドリーで親切で、 歯の治療に対する意思と情熱が感じられて、 すごく好感が持てました! 診療室に入ると、すごくフレンドリー。 で、 「お母さんから、韓国にいらっしゃるって聞いてましたから~」 と、ニコニコして言ってくれるじゃないですか。 母が一緒に来てはいたものの、特に挨拶をしたわけでもなかったんだけど、 母が前に長いこと通っていたので印象深い患者さんだったらしい。 最初に検診をしてもらったら、なんと、虫歯が7本!(あーハズカシイ…) ひどいところから進め、軽いところは後回しにすることにした。 金属を作るのに1週間かかるので、まずそこを治療。 2年前に治療したところがしみるなあと思っていたので聞いたら、 歯茎がやせて根っこが出ているかららしい。 根っこは、いわゆる「歯」の部分とはちがって穴がたくさん開いているらしく、 そのために水や風がしみやすいのだとか。 放っておくと、虫歯じゃないけど神経を取らないといけないような状態になるということで、 露出している部分を樹脂でカバーしてもらうことにした。 もう一つ、軽い虫歯も、金属をはめるのではなく樹脂でカバー。 結局、3日通って、根っこのカバーと虫歯3本(金属2つと樹脂1つ)治療できた。 治療費はトータルで1万五千円ぐらいだったかな。 韓国だと1本25万ウォンとかかかるんだものー。それに比べたら安いわー。 (あ、韓国は、保険適用の金属はめったに使わず、ほとんど金歯かセラミックしかやらないので高いのです。 日本で使ってる金属は韓国では使ってないらしく。 でも、金歯やセラミックやるなら、韓国のほうが少し安いと思います) 終わるとき、「あとどれぐらいかかりますか?」と聞いたら、 「残りのものは軽いので、時間はかからないでしょうね。 もし3日だけでも帰国することになって、 治療してくださいってことでしたら、させていただきますよ」 と、先生が言ってくださった! 特別扱いしてもらうことに気が引けてたんだけど、先生の言葉に大感激!! 1月の帰国のときにも行こうと決意しました。 それと、もう一つ感動したのは、歯周病治療に力を入れていること。 最初に、患者さんの歯の汚れをとって顕微鏡で見てもらうことを原則としているようで、 虫歯だけじゃなくて歯周病にも気をつけましょうね、っていう指導があった。 最後に歯周病治療のお知らせ(2万円)があって、これやれってことなのかと思ってあせったけど そうではなく、お知らせだったみたい。 よっぽどひどかったら、夫と相談してやろうかなとも思ったけど…。 韓国に長年暮らして、なんでもすぐに構えてしまう習性がついてしまったわ…。 油断してると付け込まれる国だから(涙)。 母は、歯がぐらぐらしてきたのでこの歯医者に通い、 2万円だして歯周病治療も受けたのだとか。 母が行った時は開業まもない時だったらしく、お客さんもあまりいなかったので 母はしょっちゅう通っていたらしい。 今ではお客さんも増えて、すごくはやっている感じだと母が言っていた。 先生は母のことを 「自分の家のように通ってくださって」 と言ったそうだ。 すごく感じのいい先生だった。年も私ぐらいで、ウーぐらいの子どもがいるらしい。 ウーの歯についても、すごく勉強になった。 フッ素を塗ってもらったのだけど、フッ素は、数日空けて3回ほどを1セットで、6カ月おき塗るのがベストなんだそうだ。 なので、私が通うときに一緒にウーも連れて行った。 最初はちょっとびびっていたウーだけど、 最後なんて、私が治療中でいなくても、ばーちゃんに連れられて診療室に入って、 一人でフッ素塗ってもらって帰ってきたらしい。 もー、えらすぎる!!!! それと、ウーの歯並びは、若干スクエア型になっているらしい。 綺麗なアーチにするために、歯でちぎりとるような食べ物をあげて 訓練させてくださいと指導があった。 お肉とか、焼いてないフランスパンとかいいらしい。 野菜スティックとかは、ポキッと折れるのであまり意味がないんだとか。 離乳食のときに「前歯でかじりとる練習を」とかいうメニューがあったけど、 そういうのって歯の発達にも関係あるんだなあとおもって一人深く感心してしまった。 専門家の指導がなかったらわからなかったことだったので、 すごく勉強になった。 韓国じゃ、まずこういうこといってもらえないもんねー。 私の歯はぼろぼろだから、せめてウーには丈夫な歯を長く保ってもらいたいものです。 私も、ぼろぼろだけど、悪化のスピードを遅くするために努力しなきゃなあと思ったのでした。

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