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テーマ:阪神大震災(65)
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今日で阪神大震災から10年が経つんですね・・・。
あの朝のこと、今でもはっきり思い出せます。震源地からかなり離れた名古屋に住んでいたにも関わらず、ふと目が覚め、遠くのほうから何かゴーっという音とともに不気味な気配。それから揺れ。すごく長く感じられた・・・朝のニュースではもう大惨事が伝えられ、でも神戸だけはポッカリと何の情報もなかったっけ。すっかり変わってしまった景色や亡くなられた方のあまりの多さに、呆然としたこと、ささやかな義援金を送ったこと。被災された方のつらさを思うと、今なお心がいたみます。 台風、地震、津波・・・災害のニュースを見るたびに、自分が被災したらどうなる??と考えます。家族や家を失うことなんて考えるだけでも恐ろしいことです。。。 今できること、地震の備えってこのごろよく報道されていますよね。耐震補強に家具の転倒防止対策。必要な物品は水、非常食、ラジオ、軍手などなどに乳幼児のいる人はさらにオムツと離乳食・・・とか。物品って、確かにそれだけあれば安心かもしれないけど、パパのいないときだったら子ども2人抱えるだけで手一杯だよ、持てないよ。。 私の祖母は南海地震を経験しています。こんな話をしてくれました。 「地震のとき、驚いてすぐ逃げた人は逃げた方向に家が倒れてきて亡くなって、腰をぬかして動けなかった人が助かったりした。どうすれば助かるかは誰にもわからない。慌ててはだめだよ。」 「逃げるときに、怪我をする。地震のときは戦争の防空頭巾をかぶったよ。とにかく、頭に何かかぶりなさい。座布団でも、毛布でも、帽子でも。何かかぶっているのといないのでは、全然違うよ。」 確かにそうかも・・・。経験からくる言葉は説得力が違う。 その日から、我が家の防災対策(?)として、寝るときにベッドサイドに子どもの帽子とスリッパを必ず置くようにしています。これを用意しておいてよかったと思う日が来ないことを祈るばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月17日 22時42分35秒
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