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カテゴリ:録音のこと
台風が近づいて、雨が降ったりやんだりする猛烈な湿度の中、録音に行ってきました。
昔読んだSF漫画に、何世代か宇宙で暮らしていた人類が初めて地球に降り立ったとき、その湿度に圧倒されるシーンがありました。 「水の惑星だ。でも、不快ではない」 てな感じのせりふを言うんです。うろ覚えですが。(最近アニメ化されましたが、観ていません) そうか何世代も宇宙で暮らしていると大気があることに感激するのかと驚いた、そんな昔の記憶が突然浮かび上がってくるような、昨日は本当に圧倒される大気の重さでした。私は宇宙で暮らしていないので、全くもって不快でしたけれど。 昨日の講演者は、本質的に難解なことをおっしゃるタイプだと思っていたので、かなり覚悟して録音に臨みました。でも、ちょうど著書を出版されたばかりで、そのストーリーを意識された講演だったので、横道にそれない、きれいなストーリーが展開されて、ひとまず安心。 現場でのメモは、発言者と言い出しの部分、数字や聞き取りにくい単語を拾っていきます。講演を聞くというより、単語単位で拾う感じです。 でも、昨日は資料が充実していたので、単語のチェックがわりと楽にできました。それで、発言そのものではなく、要約メモをつくりながら聞いていました。矢印書いたり、丸で囲んだり、結論のところにアンダーライン引いたりする、学校で講義のノートをとるような普通のメモですね。大雑把な章立てもできて、終わったときには小見出しの見当もついていました。 こういう聞き方するのって楽しいんですよね。テープ起こし者としてはかなり異端のメモ作成だろうと思いますが、自分で起こすわけですし、まあいいかと思っています。 でも、講演がわかりやすいときは、質疑応答には皆さんが参加するので話題が拡散しがちです。こっちは小見出しどころではありませんでした。 なかなか学術的にしか使わないだろうなという面白い単語が二つありましたので、別エントリでアップします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月06日 17時25分22秒
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