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カテゴリ:テープ起こしのこと
図書館に行かないと納品できそうもないことがわかり、
国会図書館まで行くのは遠いなあと蔵書検索していたら、 最寄りの市立図書館で間に合うことがわかったので、雨の中、朝から出る。 ちょうどおニューの長靴が初おろしとなったので、よしとするか。 出していただいた本は昭和26年出版で、持ち上げたら既に朽ち果てており、 私が持ったことでもっと朽ち果ててしまった。 持ったらピリッて。 あっ、少し破れた……。 ごめんなさい。 さて、年じゅうそんなにがっつり仕事をしているわけではないのですが、 秋はそれなりに繁忙状態になります。 大学の先生方というのは7月~1月あたりにいろいろなことを なさるようなサイクルになっているからですよ。 まだ前期の講義も幾つか残っていて、 後期の講義もこれから入ってきて、 夏から活性化するインタビューも順々に入ってきています。 ほえほえ。 (あ、なんか気がつけば、クライアントは大学ばかりなので) んでですね、たまたまテープ起こしをやってみたいという人がいたので、 ちょっとお手伝いをしていただいているんですよ。 ええ、全くの未経験者です。 テープ起こしって、話していることを聞いてその通りに入力するものだから、 義務教育卒業程度の国語力があれば、それなりにできるものなんですよ。 義務教育は誰だって修了していますが、 高校入試程度のテストなら高得点が取れるってことね。 タイピングは今どきの人なので上手ですが、 全くの未経験者の原稿ってどうなのよって思うでしょう? ライティングの基礎的なルールを知らないので、 そのたぐいの間違いはそれなりにありますが、 知らないものはしょうがない。これから覚えればいい。 それはそれとして、 基礎的な国語力があればテープ起こしってできるんだなあと、 その方の原稿を見ていて思います。 第1回目の校正原稿は真っ赤っかでしたが、 真っ赤っかなりに「うんうん。なんとなく大丈夫な感じ」って思えるんですね。 50時間程度やれば、それなりのところに行きそうな予感がします。 ライティングのルールが身についたら、もう一つ必要なのは教養。 国語力は義務教育卒業程度でぎりぎりセーフだとしても、 教養のほうは新書がすらすら読めるくらいの一般教養が必要だと思います。 そんなわけで、テープ起こしの世界に足を踏み入れようかどうか迷っている方、 えい!って入ってみるのはいかがですか。 (おやおや、勧誘になってしまいましたね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月28日 20時40分45秒
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