『大丈夫、愛だ』（Byチョ・インソン＆コン・ヒョジン）最終話まで♪

最初は生活スタイル、恋愛スタイルの自由人達が共存するシェアハウスドラマだと思ってた けれど、それぞれが心の病を患っていながらも一生懸命生きている 世間では、パニック障害、うつ病など耳にする機会も増えてきている昨今 それがどれほど知られているのだろうと考えてしまう 家族でさえ知識がなくて理解できず偏見で見てしまう精神疾患の数々が描かれていく 中盤からは、それがただならぬ重いドラマとなり、涙と胸の痛みが一気に襲い掛かってくる さすがの脚本です（ノ・ヒギョン） チョ・インソンさんが主人公ジェヨルを素晴らしく演じていてとても感動しました 白髪で不気味な受刑者の兄にドキドキする クールでセクシーなイケメン作家が深刻な総合失調症であるという衝撃 心の病気の怖さをつくづくと感じました だんだんと蝕まれていく心、何て表現したらいいのだろう これはきっと経験した人しかわからないんだろうね 壊れた心が引き起こすあらゆる症例にとてもショックを受けました でもこのドラマでのテーマは愛があるから大丈夫 愛があればきっと乗り越えられるというもの なんだかカウンセリングを受けたかようなドラマです 心の悩みや苦しみがこのドラマを見て涙とともに流れていってしまったような感じ 描かれている患者達の完治には長い長い時間がかかるのでしょうが、 患者である人も普通の人と同じように幸せになれるのだと教えてくれます それを少しずつ乗り越えていった彼らの笑顔に逆に元気づけられます そして医者ヘスも子供時代のトラウマから恋愛恐怖症であるというのにも驚かされます コン・ヒョジンさんの表情も凄く良かったです 強情さが魅力となり、可愛げのない姿も面白かったし 医者として恋人としてジェヨルと向き合うヘスが素敵でした