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今日は、卒業前最後のカウンセリングに行ってきたのです。 学校のカウンセリングですので、もちろん無料です。 カウンセラーの中上先生を、サクラは大好きでした。 最近の出来事を言いました。 中上先生は、サクラとの面談が最後である、ということから、色々なことを教えていただいたのです。 サクラの中には、何人かの「サクラ」がいるのです。 そのことについて、お話をしているときに、先生がサクラにおっしゃいました。 「クラインさんの相談の内容はいつも深刻んやけど、表情がなぜか明るい。 よく笑ってしゃべるし。でも、内容は深刻。 でも、今の話を聞いてやっとわかったよ。」 はじめ、どういう意味なのかはわからなかったのですけれど、こういうことなのだそうです。 サクラの中には自我がないのだそうです。 自我、というのは、色々な自分を統括するもののことなのですけれど。 たとえ話で言うと・・・ 自分の中に、小人の国があるとしますでしょう? 自我というのは、小人の国の総長なのです。 小人の国の住人の、小人はたくさんいるのです。 甘えん坊の小人、破壊の小人、楽観的な小人、悲観的な小人。。。 自我がある人は、「この人と話すときは○○の小人~」とか、「今日は○○の小人~」とか、自分で出しいてができるんだそうです。 サクラには、生憎自我がないですので、統括が出来ないために 色々な小人が勝手に出てきてしまうことがあるのです。 そして、何かが起こると、後ろのほうで小人たちがぎゃーぎゃー大騒ぎを始めます。 中上先生は、最後のアドバイスをくれました。 進学先には、必ずカウンセラーがいるから、その先生に今私が言ったことを伝えなさい、と。 新しい生活が、うまく出来れば良いなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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