TRAPNEST

2005/06/01(水)08:46

どうしたらいいんだろう・・・続き(ぇ

考えてみる。(20)

それから、なぜか話は家族構成へ。 「椎名さん、妹おるって言ってたよなーさっき(カラオケの話の流れで登場した妹)」 「ぇ、あ、はい。いますよ~♪ちなみに兄がいたりもします。」 「あ、そうなん!?ってことは長女?」 「そーですねー・・・」 「俺、椎名さんは末っ子やと思ってた」といわれました。 なんでだよ!!って思って冷静に考えてみたら、仕事場でのあたしって、甘え全快な時があるんですよね。 カラオケとかでも、マイクが届かなかったら「まいくぅー・・・」と言ってみたり、班長の目には甘えたがりに見えたそうです。 そして意外な事実判明。 班長は片親だったのです。 「だから俺は、お父さんとお母さん、両親そろってるだけでも幸せやと思うねん。俺はな」と軽く言ったもんだから、はじめ聞き流してたけど流せないじゃん、この内容!! 「ぁ・・・そうなんですかぁ・・」としか返せず・・・阿呆あたし!! そこから、どんどん深い内容へと滑り込んでいきます。 「俺はなぁ、椎名さんはハングリー精神がたらんと思うねん」と言われたのです。 いや、そんなことはない。 ハングリー精神がなければ、別に羽根モノのコース教えろとわめいたりなんかしませんから。と心の中では思いながらも、やっぱりそういう目でみんなあたしのことを見てるんだろうなぁと思ってみたり。 それから、あたしは黙って班長の話を聞いていた。 班長は突然「給料はどないしてんの?」と言い出した。 「そうですね~、まず携帯代でしょ。それから学校までの定期代とエレクトーンの月謝と服とかの出費をまかなったりとか、、、かな?授業料はなんとか奨学金でまかなってます。病院代がかさんでるので、少し授業料負担してもらってます」と言っておいた。まぁ事実だ。 ちなみに、どういう病院かは説明してない。 二人きりならともかく、こんな大人数いるところで話すようなことではないとあたしが思ったからだ。 しかもカラオケですよw みんなが歌いだすとデカイ声で話さないといけない。 当然周りにもれる。 どういう偏見の目で見られるかわからないといったのが正直なところだし、そこで病院通わないといけないほど悪い症状なんだって思われたらそこまでだと思ったから言わなかった。 「・・・椎名さん、エライ!」と握手を求められる。 いたって謎。 ん~不思議なこと極まりない。 「悪いけどなー」と前置きをして、あたしが予想したようなあたしの人物像について班長が話し出す。あたしはうなずいてただ聞いている。 あたしはそこで少し深い話を切り出してみた。 「小4から塾に通わせてもらって好きな習い事も全部して、私立の中学に入学して普通ならかからないようなお金がたくさんかかってるんですよね、あたしには。だから、今までの恩返しっていったらなんですけど、せめて負担を軽減できればなと思って給料をそうやって使ってるんです」といってみた。 あたしが今まで仕事では見せなかった一面。 仕事場では明るく振舞っていた。 甘えたい気持ちもあったからだろう、いじられるようになってみたり、大きい反応してみたり。 もちろんそれは、あたしは悪気があるわけじゃない。 意識してるわけでもない。 ただ自然と体がそう動く。 家と学校でまかなえない分の甘えたい気持ちを仕事の休憩時間や出勤からホール出陣までの短い時間、精一杯に表現していただけだと思う。 そのときにそう気づいただけなんだけどね。 「いろいろ、他の家庭より複雑なところあるんですよ、うちんち(苦笑)そうは見えないと思うんですけどねw」と言ったら班長はものすごく謝ってきてくれた。 あたしは別に弁解を求めてはいなかったし、謝ってほしいなんて気持ちはこれっぽっちもなかった。 なのに謝られたからあせったよ;; そんなん言わないでくださいーって言ってるのに、「椎名さん、俺が思ってたような人じゃないわ、ほんまごめん!!」って。 そういうところ、好きなんだよって言いたかった(笑)でも絶対言わない。 だって、向こうは気にしなくても、もし失敗したときに誰よりも気にするのは他の誰でもないあたし。 だからこの気持ちはここと、学校の友達以外とでは言わないことに決めてるんだ。 まだ学校の友達は知らないし気づいてもない。 ただ、苦しくなったら助けてもらおう。そう思った。 多分、、今回のことであたしは班長を【気になる存在】から【好きな人】に変化させたと思う。 でも、どうしたらいいんだろう? 主任とバイト(しかも派遣)。 所詮はそういうつながりでしかないわけだ。 帰り、一人で学校に行けるような時間になるまで時間をつぶすといったあたしを心配した班長やバイトの先輩が「班長ともう少し遊んで帰りや!!」やら「ラブホいけー!←おい!!」とか言ってたけど、結局は自分から逃げてきた。 自分の気持ちに気づかれたくなかったから。 「俺の家来る?西中島やけど」とか言ってくれたときはおもしろいと同時にうれしかったけど、でも断った。 ちょっと空虚感があたしの中に残ってる。今もね。 班長は、いったいどういう目であたしのことを見てるんだろう?と気になった。 でもどうしようもないこの関係。 ずっと昇進していくことを目指している班長にあたしはきっと置いていかれるだろうなぁ。。。 だから、これ以上の関係にもなりたくないし、これ以上親しくなりたくない。 怖いから。 でも近づきたいんだ・・・ 自分がどうしたらいいのか、まったく見当がつかないよ。

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