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カテゴリ:羨ましいナァ
私のお部屋の向かいの部屋に一人の婦人がいます
その方は、私が此処へ来た時からずっと眠ったきりのようです。 時々、車いすの男性がみえて、そっとベッド脇に寄って、 〇〇子~ と大きな声で呼びかけています。 なんにも反応しないのですね。 それでも、しばらく呼びかけて、眠っている顔をじっとながめて やがて・・ 車椅子を介助の方に押してもらって帰っていきます。 ご主人のお部屋は少し離れたところにあるようです。 ご夫婦で、同じ階に入居されているのですね。 もっと、お顔を撫でてやったり、手を握ってやったり、話しかけたり してあげればいいのに。 昔みたいに?ほっぺにでもチューをしてあげてもいいのに。 反応しなくても、抱き寄せてあげてもいいのに。 ドア全開していると様子が見えるんです。 意識の無い婦人を毎日、数回やって来て、名前を呼ぶだけ。 不器用だな、きっと、元気で居た頃は偉そうな夫さんしてたんじゃ ないかな。 男の人って、こんなになったときでも素直じゃないんだな。 それにしても、お二人考えて見れば、幸せなことですよね。 奥さん 意識がなくても、こうして毎日数回も来て名前を 呼んでくれること、絶対感じて分かっているでしょう、 羨ましいような、哀しいような、、、、 それにしても、ご夫婦で同じ場所に居られるなんて いいかた どうかと思うけど、幸せなご夫婦ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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