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カテゴリ:着物
呉服屋さんの招待で結城紬の工房巡りに行って参りました!
朝8時に東京駅集合で新幹線で小山駅へ。 他の店舗からのお客さんと集合してバスで移動でした。 まずは湯通しの見学。 結城紬で使っている糊はなんと「小麦粉」なんです! いやー知りませんでした。(私だけ?) 湯のしではなく湯通ししてしっかり糊を手作業で落とします。 そうすることでパリっとした反物が柔らかくなるのですね。 その後は絣括り、糸紡ぎの見学。 手で糸を紡ぐにはものすごく時間のかかるものなんですね。 一つの袋真綿から糸を紡ぐだけでも大変なのに一反分と思うと・・・。 絣括り、初めて作業工程を見ましたが本当に気の狂いそうな作業ですね(笑) 一つ一つ木綿の糸で括り、染色してまた糸を外します。 絣を括ったところ 染色した後 糸を外した後 地機というものを実は初めて見ました。 今まで見た事のあるものはただ座ればいいものだったんですけど 地機は腰当てを付け、さらに足にも紐を付けます。 まさに全身を使って織る、肉体労働ですね。。。 その後は奥順さんの壱の蔵でお弁当を食べて つむぎの館で反物巻き巻きと染色、織物体験。 奥順さんでは館長から結城紬のお話を聞き、 無形文化財からはたおり娘までたくさんのものを見させていただきました。 本場結城紬は本当に柔らかくて今まで触った事のある紬とは全然違うんですねー。 館長の祖父のものだったという結城紬なんて柔らかくて別物でした! 結城紬の柔らかさと温かさにかなり欲しくなりました。 でも無形文化財は一生かかっても買えないと思うなー。 はたおり娘だって安くはないものね。。。 でも素敵なはたおり娘があって夢に出て来そうです(笑) 後ろ髪を引かれつつ、お買い上げはせず体験へ。 まずは染色体験でエコバッグを染めます。 茜と藍で選べるのですが藍にしました。 ビー玉を輪ゴムで止めて絞ります。 完成したものがこちら。 うん。なかなか良い感じです。 つぎは織物体験。 コースターを作ります。 こちらは体験用の織機で糸がセットしてあります。 織物体験は実は初めてだったんですが楽しいー☆ 不器用で鈍臭い私はいつも体験とか居残り組だったりするんですが 織物は何も考えずに織るだけなので珍しく一番乗りで完成しました! 次はもっと大物に挑戦したいです! コースターなら30分かからず出来ちゃいます。 そしてお土産屋さんを見てまたバスに乗り、小山駅から新幹線で帰りました。 結城紬についてあまり知らなかったのでとっても勉強になりました。 あの柔らかさを知ると結城紬に惹かれてしまいますね〜。 いつかは欲しい。。。 この日のコーデ。 この帯が合わせやすくてこればっかり締めてます。 絞りの羽織が好評でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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