懐かしい風景
今朝も寒く雨が降ったり止んだりしています。気温が低いと桜も長く咲くのでそれは楽しみですが雨が降るとゆっくり桜を見て歩くことが出来ません。今日の写真は実家へ行ったとき写したもので、子供の頃の思い出が一杯詰まっている風景です。上は少し入り江になっている海岸で冬は通学道路としてこの波打ち際を歩きました。下の岩山は村で一番高い山・・・ここに登ると半島が1望で来て小さな水晶を誰でも見つけることが出来ました。松茸山でもあり子供でも見つければとって帰れる時代でした。そして最後の二つ燈篭は年中この周りで隠れんぼや石蹴りままごと等して遊んだ場所です。夏は目の前の海で遊び、唇が紫になってわなわな震え体が冷えるとここに上がり太陽熱で熱くなったこの燈篭に体をくっつけて少し暖かくなると又目の前の海へ・・・大人は誰もいませんが1年生から中学生まで一緒に遊んでいて溺れた子は1人もいませんでした。年上の子がちゃんと目を配りそこは危ないと叱っていた様で、大きくなると順番にその役を無言のうちに引き継いでいった小さな社会がそこにありました。