2007/10/29(月)19:36
■マラソンピッチング(続)
キャッチボールは野球の「基本」であり、うちの監督が以前よりクラス関係なく毎回の練習で厳しい指導を重ねてきました。
そのおかげで6年生以下すべての選手が「投げること」「捕ること」の意識、ボールへの執着心もかなり高くなってきましたし、うまくなってきたと思います。
4年生以下は、マラソンピッチングをやるようになり6ヶ月が経過しました。大半がピッチング練習20球中10球以上ストライクを投げれるようになって来た感じです。
マラソンピッチングは「何球ストライクを取れたか」を相方に数えさせ、全員終わったら一人一人に何球ストライクが入ったかを言わせるようにしています。
捕球の際には、「よっしゃー」「ナイスボール」など自分たちで声を出させるようにしていますので、和やかかつお互いが競争している雰囲気になります。
ピッチングが早く終わった組は、相手がとりにくいショートバウンドを投げる「いじわるキャッチボール」を実施しています。
この練習は昨年春頃に監督の母校でもある近畿大学野球部の練習見学に行った際に大学選手がやっていたものです。
近畿大学といえばかつてアマ五冠を制し今でも日本トップレベルの野球をやっているすばらしいチームです。
その大学選手がキャッチボールの合間にショートバウンドを相手に投げるのです。
実践では必ず0.1秒を争うプレーが出てきますので、緊迫した場面でショートバウンドになるケースも生まれます。
キャッチボールは「相手の胸に投げる」ことが基本ですが、そうした実践の場を想定した練習を近大野球部が取り組んでいることに対して本当に勉強になりました。
それ以来、少年野球でもできるだけ取り入れるようにしています。
大学、社会人レベルの野球は定期的に見学して勉強できればいいなと思います。
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