2010/08/08(日)16:49
奈良東大寺・大仏様御身祓い
ここ数日、さすがに朝夕顔を撫ぜて通り過ぎる風に、涼しさを感じるようになった。
見上げると、空には「巻き雲」が見える。
‘夏雲は 岩の如く 秋雲は 砂の如く’ (正岡子規)
そんな風情に誘われて、体調を考えながら、中止いていた散歩をまた始めた。
みんみん蝉など色んな蝉の「小時雨れ」や、虫達の鳴き声も、耳に爽やかである。
とりわけ、日の出直後の散歩は清々しい。
生かされて、散歩を楽しむ事が出来る「今」に感謝である。
昨日は、奈良東大寺の大仏様の御身祓いの日だった。
7月半ばに東大寺に奉納(郵送)しておいた「写経」(毛筆書)が、大仏様の胎内に抱かれた。
何時の日か、その大仏様の御前に立てる日を楽しみにしている。
‘人生は すべて 心一つの 置きどころ’