君たちはどう生きるか
息子がテスト前ということで、夜はテレビを付けない。で、私も読書・・じゃなくて漫画。買ってきてリビングに置いておいたら先に当の息子が見つけて読んでしまった(笑)。大仰なタイトルで哲学的な内容を期待したけど、どちらかというと社会学や経済学がテーマ。「どう生きるか」は「死ぬこと」と切り離せないわけで、死への意識があってこその「生き方」だろう。その生死について何ら触れられていないのが物足りない。小中高生には一読の価値ありだろうけど、「どう生きるか」に訴える漫画なら手塚治虫さんの『火の鳥』の方が断然おススメやね。