子どもに怒ってばかり・心配ばかりの方へ
桜ゼミナール塾長・中学生の学習アドバイザーの安村です。本日は「どうしても子どもを怒ってしまう」方と「子どもの心配が尽きない」という方へお届けいたします。1、怒り=興奮私の中学校2年の時の体育の先生は、よく怒る人でした。カッとなってしまうと、授業をせずに延々と説教でした。昭和の時代でしたから、片手に竹刀を持ってです・・・。脳の研究によると、怒ることや攻撃することや相手を罰することで興奮中枢が刺激されてドーパミンが放出されるそうです。ドーパミンは快楽物質のため、怒ることが気持ちよくなっていきます。そして怒りの感情から抜け出しにくくなるのです。ですから、子どもを怒ってしまう方は、自分は怒りに興奮してしまっているんだ、気持ち良くなってしまっているんだということを自覚しましょう。子どもに礼儀やマナーを教えるのに叱ることは必要です。勉強でもスポーツでも日常生活においても努力しないことも叱ってよいことの一つでしょう。しかし、叱ることが怒りに変化しないように注意したいですね。2、心配事は書き出してみる塾生や親御さんで心配ばかりしている人がいます。・志望校を落ちたらどうしよう。・クラスで友達ができなかったらどうしよう。・相性の悪い先生だったらどうしよう。・発表会で失敗したらどうしよう。・インフルエンザにかかったらどうしよう。・就職できなかったらどうしよう。自分で心配事を探しているとしか思えません。どうしても心配なことは、紙に書きだすようにしてください。そして本当にそうなったらどうするのか考えておくことをおススメしています。例えば、志望校に落ちたら第二志望だった進学先で精一杯やればいいだけです。良い先生や良い仲間と出会って充実した高校生活になる可能性もたくさんあります。インフルエンザが心配なら、予防接種を受けましょう。また、紙に書いた心配事は「努力でなんとかなるかもしれないこと」と「どうにもならないこと」に分けましょう。学校の先生は選べないので「どうにもならないこと」の一つです。心配してもしょうがないですね。「残念だった」と割り切って、先生に求めるものを他でカバーしましょう。最後は何か、人生相談みたいになってきました(笑)【編集後記】コロナ禍で週末に料理をするようになりました。NHKの「今日の料理ビギナーズ」を録画し、テキストも買って週に1品だけつくっています。レモンサワーで一杯やりながら、切って焼くだけとかめっちゃシンプルなやつだけです。煉獄さんじゃないですが、家族に「うまい!」と言ってもらえると嬉しいですね。私も仕事のことでストレスがたまりますが、上手にストレス発散することもよりよい子育ての秘訣かと思います。------------------------桜ゼミナールホームページはこちら------------------------期末テストこそ頑張ろう!『成績が上がる中学生の勉強法』無料サンプル版はこちら-------------------------今からでも間に合わせよう!『高校受験合格勉強法』無料サンプル版はこちら----------------------------