これまで長い事サクラマスを釣って来たが、こんなに釣れない魚釣りは他にあるのだろうか？

サクラマスはヒット確率0.063％！つまり1匹釣るには16回釣行15回ノーヒットと言う事。
100人釣りして6匹しか釣れないのだ。

要するに1シーズン中、延べ100回（延べ100人でも同じ）釣りして6匹ですが、
１シーズン１人でサクラマスを６匹釣る人がいるから０匹でボーズの人も多数いる事になります。
1匹÷0.063匹＝15.873回or0.063匹×16回＝1.008匹
と確率だけで言えば、16回釣行すれば1匹のサクラマスが釣れるという事です。
逆に言えば、1匹釣るのに最低15回はボーズと言う事です。
6匹釣るためには90回以上のボーズに耐えなければなりません。



そのため渓流や鮎釣りの数釣り名人は毎回のボーズにサクラマス釣りを知らない家人や友人たちの嘲笑を受け、プライドを保てなくなり、ほとんどリタイヤする。
よほどのベテラン釣り師でもサクラマス釣りを志して経験する、やめるか否かのジレンマだ。

名のある渓流と鮎釣り名人など普段は岩魚や山女魚や鮎100匹釣ったとかの数釣りや50ｃｍの岩魚や40ｃｍの山女魚など大物釣りの自慢をするのにサクラマス釣りの話になった途端、口ごもって消えてしまう。かなりチャレンジしたが40ｃｍぐらいのグリルスクラス以外まだ60ｃｍを超える本物は1匹も釣ってないのだ（笑）



そこをこれまでの釣りの経験やヒラメキやカンで修行僧のように毎日毎朝晩釣りして耐え忍ぶか、データを集めてＩＤ的な釣りを目指すかは個人的好みだが、カンや運で釣るタイプの方が、釣行回数も多い為、早く釣れる事が多く、彼は何か持っているなーとなるが、家の事や仕事への犠牲やガソリンや釣り具損失の代価も大きくその後安定しては釣れない。

気温・水温・水位・風向き・濁度・潮・月齢・海の本ますの水揚げなどＩＤ的な釣りをする人は無駄な動きが無い代わりに中々運は呼べず釣れない期間は長いが、釣れ始めると安定して釣れ続く。

結局、釣果を釣行回数で割ればヒット確率0.063％とほぼ同じになるから笑える(^O^)

そんな釣れない釣りだから、釣れなくて当たり前で慣れると釣れなくても今日はフルキャストして自然と触れ合えて楽しかった？と思うようになる（笑）

他の釣り人との会話もどうですか？全然だめでアタリすらありません。そうですよね私もです。
が普通だから釣れた日にはお互い握手しあい、写真を取り合って祝福しあう。

その日から1週間もしくは１シーズン毎日が楽しくなるほどだ。
大型黒鯛のルアーフィッシングも釣れないのは同じだが
ようやく釣れるからこそ、こんな釣れない釣りでも一か八か駄目で元々でも報われる。

　　　　　『All or Nothing』　





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