ピーチヒルの薔薇日記

玄関ドアを開けるたび
お花が
咲いてないかな～と
見渡すのが習慣

ちょっとでも外に出たら
お花見タイムになってしまい

お花を見ていたら
つい手が出て
花ガラを摘んだり
下の方の枯れた葉をむしったりしてしまい

本来
何をしに外に出たのかを
忘れてしまう事もあり

年齢を感じる
この頃です




この日は
家から出た途端
絶妙な開き具合の
ピンク・イヴ・ピアッチェが
目に飛び込んでくる



澄んだ色

美しいフォルム

見つめる
私を見つめ返しながら
花びらを広げる
その姿



一番花より少し小ぶり
二番花の
ピンク・イヴ・ピアッチェです

見た途端
あぁ
これがピンク色って言うんだよねと
頭の中で声がして

本当の
美しいピンクを
見た気がした

今年みたいに
思う存分
薔薇が楽しめなかった年にこそ

1輪の薔薇が持つ
真の美しさに
気が付くのかもしれない



満開だった
ビエ・ドゥーの
傷んだ花を切る



ビエ・ドゥーも
いつもより
とっても色白で

お日様の力の偉大さを
つくづく思い知らされる



自分の気持ちを
切り替えたくて

数日前
一番花が終わった
玄関の薔薇を
全部移動させた



そのあと
まだ寂しい寄せ植えを持って来て
右側には
遅咲きの薔薇を1鉢
とりあえず置いてみる



薔薇は
これから咲く
ホリデー・アイランド・ピオニー



雨で傷んでしまった
蕾もあるのだけど
なんとか咲いてくれそう

雨の中だけど
綺麗なお花を見せて下さいね～



ピーチヒルでは
一季咲きの薔薇を
バッサバッサと切り詰め
花ガラを
せっせとカットしています



そんなお庭で
雨に耐え
頑張っている薔薇たち

雨に打たれっ放しの
開花でも
綺麗だと思う
ギヨーの薔薇
オロール・ドゥ・ジャックマリー
↓



今頃一番花の
アベイ・ドゥ・クリュニー
↓



今年のポールネイロンは
まさに爆咲きで
次から次へ
お花を咲かせます

これが雨季じゃなかったら
さぞかし
すごい事になっていたでしょう
↓



咲いている
薔薇は少なくなっていき
お花の方が
少しずつ目立つようになって来た



傍では
音を立てて散りゆく
薔薇

そんな風情も
なかなか良いものだよ
と
薔薇色が少なくなる
ガーデンを見ながら
自分に言い聞かす

はらはら散っていく
ブリーズ
↓

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