ピーチヒルの薔薇日記

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ピーチヒル開拓の話し

2020.02.01
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またまた
ピーチヒル開拓当時のお話です

ピーチヒルの開拓を
始めたのは
もう十年以上前の事

その頃は
ご近所の御老人様たち
みな様お元気で
毎日
畑仕事や山仕事に
精を出されていました

なので
うちの裏山の
お隣さんになる
おじいさんもお元気で
山を綺麗にして
畑を作っておられました





そのおじいさんは
とても寡黙な方で
道で出会って
私がご挨拶しても
知らん顔

いつも
難しい顔をしていて
笑顔など見たことが無かった

ザ・シェパーデス



私が
裏山の開拓を始めると
地続きとなる
お隣さんには
すぐ分かっていたと思うけれど

出会っても
その事を話す事も無かった

言うか
あまり人と喋る所を
見たことも無いほど
寡黙な人だった

ピンク・イヴ・ピアッチェ



私は
お天気が良かったら
毎日
裏山に上がり
忙しく開拓

ラ・マリエ



ある日
とうとう
我が家とお隣との
境界線の場所まで
到達しそうになった


やった~!
あと少しで
裏山3段目の開拓が終わる!

思うと
気が流行り

わき目も降らず
草を取りに邁進し
ついに
境界線の場所に到達!!

わぁ
ついに、ここまで出来た~
やった~!!

思った瞬間
頭の上から声がした

まさか
そこに人が居るとは
思ってもみなかったので
私は
腰が抜けるほど驚いた

しゃがんだ草取り姿勢のまま
声の方を
見上げると

そこには
隣の
寡黙なおじいさんが立っていて

好きこそ物の上手なれと
言うけれど
あんたはホントに花が好きじゃから
ここまで出来た
ようやった

言って
去って行った

そこに人が立っているなんて
思いもしなかったし

いつも何も喋らない
おじいさんが
言葉を発した事に
私は
とっても驚いて

開拓が
完了した事に
感動する事も出来なかった

紅鹿の子



その後は
草などの障害物が無くなったので
作業をしている
お隣のおじいさんが
100%見えるようになったけど

やっぱり
私から挨拶しても
返事は無かった

でも
毎日毎日
山に上がれば顔を合わせていて

始めは
無言で
近くに居るのが
とっても嫌だったけれど

何年もそんな調子だったので
その内には
それが普通になり

おじいさんの姿も
ピーチヒルの景色の
一つだと思うようになった

たぶん
おじいさんから見た私も
そうだったんだと思う

白万重



それから
数年がたち
おじいさんが体調を崩し
入退院を繰り返すようになった

病院に
夫とお見舞いに行くと
夫とは
社交辞令的に話すけれど
やっぱり私とは
何も喋らない

けど
その時の
私の正直な気持ち

山に上がって
おじいさんの姿が無いから
寂しいですよ
おじいさんが居るのが
あの山の姿ですから

言ったら

おじいさんが
黙ってウルウルしてた

それを見たら
私もウルウルしてしまった

数年後
おじいさんは亡くなってしまい
山に
寡黙な姿を見る事は
二度と出来なくなってしまった

プリンセス・テンコー



その昔は
おじいさんの山は綺麗で
うちは草だらけだった

でも今は
うちは綺麗になって
おじいさんの山に草が生えている

当たり前のことだけど
永遠は無い

人生短しと
草の伸びたお隣を見て
そう思う

今でも
お隣さんとの
境界線付近で
薔薇仕事をしていると
おじいさんが
いつの間にか立っていて
発した言葉を思い出す

おじいさんの言葉を聞いたのは
あれが
最初で最後だったなぁ

(今は夫がお隣の山も草刈りをしています)

この辺りの
右端が境界線


お隣の方が
1m以上高くなっていて
青い人型の所に
おじいさんが立っていて
びっくりしました


今はその下に
板壁を作って
ギヨーの薔薇2種類を植えています

プリ・p・ルドゥーテ(左)と オロール・ドゥ・ジャックマリー(右)



読み終わったら
ポチしてね~ダブルハート


 
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Last updated  2020.02.01 20:13:14


2020.01.30


ピーチヒルの開拓

辛く
大変だったのは
全体の5分の1ぐらいまでで

ウィリアム・モリス



そこを過ぎると
なんとなく
コツみたいなのが
分かって来て

それから先は
あっという間に
開拓できた

パピ・デルバール(左)とレオナルド・ダビンチ(右下)



家の裏山なので
広い段々畑みたいな感じで

1段目の平地に家があり
裏山2段目にミカン君のワンコガーデン
そして
3段目が
その頃必死で開拓していた所

パピ・デルバール



その開拓が
あと少しで終わる頃

まだガーデニングに
目覚めて無かった夫が
休日で

その日
知り合いの
左官のおじさんが来ていた

ポールズ・ヒマラヤンムスク



私が裏山を開拓していると聞いて
珍しいもの見たさで
左官のおじさんも裏山に上がった

その時
何気なく
いつか
この上の4段目も
綺麗にしたいんだ~と
話した

4段目は
見晴らしが良いから
遠くを眺めると
気分がいいよと言うと

そこに上がってみようと
言う事になり
その頃
階段なんてものは無いから

3人で
急な斜面を
草を握っては
這い上がると

そこは
見事なまでの原野だった

今まで
全く
人の手が入った事が無い場所

そこは
背の高い草がはびこった上
もの凄く大きな葉で
ツタのように
ツルを伸ばしてはびこる草が
縦横無尽に
覆い茂る
草のジャングルだった

それを見た
夫と
左官のおじさんは
わ~はっはっと大笑いして

こんな所が
開拓できるはずが無い
無理無理
絶対に出来るはずないと
一笑に付され
私は大笑いされてしまった

その時
私の中で
出来たらいつか
4段目を開拓しようと
思っていたのが

絶対にここを開拓する!
に変わった

レオナルド・ダビンチ



左官のおじさんは
薔薇庭になりつつ
山庭を眺め

あ~バラなんて
派手なだけで
奥ゆかしさも何も無い

山の庭に
バラなんか合うはずが無い

山には
白椿が一番似合う

花を植えたいんなら
白椿を植えなさい

いかにも
純和風の
左官職人らしい事を
30分ぐらい持論展開して
帰って行った

マチルダ



大笑いされた事が
原動力となった私は
翌日から
さっそく
4段目の開拓を始める

ラ・ローズ・ボルドー(左)と黒蝶(右)



実際に
開拓し始めると
4段目は3段目の
半分くらいしかないので

すでに
開拓の要領を得た私は
かなり短い期間で
開拓できてしまって
自分でも
拍子抜けしたし
驚いた

全部の草を取り
何でも植えられる状態になった時は
嬉しかったな~

そこから
遠くを見下ろして
こんな私でも
やろうと思えば出来るんだ~と
感激した

この経験が
ちょっと大げさに言えば
その後の生き方にまで
影響したよ

でも考えてみると
あの時に
夫と
左官のおじさんに
大笑いされてなかったら

こんなに早く
着手しなかっただろうし
いつかやろうの
いつかは
来なかったかもしれない

そう思うと
あの時は笑われて
悔しかったけれど
それが良かったんだと
気付き

笑ってくれて
ありがとうな
感じにさえなった

3段目の
最後に開拓した所



季節は巡り
待ちに待った
薔薇の季節がやって来る

まだオープンガーデンなど
していない頃
薔薇の数も少なかった頃の
山庭の薔薇の季節

ここも3段目



薔薇の開き始めの
一番良い頃
左官のおじさんが
用事でやって来た

バラは嫌いだからと
嫌がるおじさんを
咲いているから
見て見て

連れて行く

左官のおじさんは
バラは嫌いだが
植木や花木は大好きで
家にも
立派な庭を作っているらしい
(行った事は無い)

なので
色んな花が咲いているのを見ると
嫌だと言いながらも
山庭の奥に進んで行った

そして
おじさんの足が止まり
おぉぉ!

声を上げ
動かなくなった

数分後
私の方を振り向いて
「これもバラ?」

小さい声で聞いた

見れば
頑固職人のおじさんが
目をハートにして
愛おしそうに
ピエール・ドゥ・ロンサールを
見つめている

ややや
左官のおじさんは
ピエール様の微笑みに
やられてしまっている

そして
そのあとは
はぁぁぁ
今頃の薔薇がこんなとは知らなかった
こんなに綺麗な薔薇があるなんてぇ

ため息をつきながら

バラと言えば
花屋で売っている
真っすぐ上を向いて咲く
でっかくて
真っ赤や
まっ黄色の花しか
知らんかった~

一人で大声で喋りながら
帰って行った

おじさんは
剣弁高芯咲きの薔薇しか
知らなかったんだよね

我が家の薔薇は
ほとんどが
カップ咲きや
ロゼット咲きだし
優しいピンクや白が主体

なので
おじさんは
ものすごい衝撃を受けたらしい

しかし
あの頑固な
左官のおじさんを唸らせるなんて
ピエール様って
やっぱり凄い~

ピエール様の美しさは
頑固職人より強かった!

今では
おじさんは
薔薇が好きまではいかないけれど
前みたいな嫌悪感は
全く無くなりました~スマイル

ここが4段目の入り口で~す


読み終わったら
ポチしてね~ダブルハート


 
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Last updated  2020.01.30 20:22:07
2020.01.26


十数年前は
土を触るなんて考えられない
オレ様状態だった
うちの夫


ホリデー・アイランド・ピオニー



ピーチヒルの開拓が進み
新しい花壇が
次々と出来あがり
薔薇が育ってくると

私は
ガーデン雑誌に出て来る
トレリスや
アーチに憧れ

初めて
HCで
木製のアーチ型トレリスを
買う


トロピカル・シャーベット



アーチを
立てるにあたり
夫にお願いしたら
仕方無さそうに
やり始めた

同時に
おいっ、○○がいるから持ってこい
と言う

すぐに
探して持っていく

しばらくすると
また
○○がいるから持ってこい

○○を探す

無い

必死で探して持って行くと

夫が
目を三角にして
遅い!と
怒って待っていた

あ~オソロシイ
今でも
三角になった目を思い出すわん

10数年前の
その当時
夫に何か頼めば
万事そんな調子だった


ザ・ミル・オンザフロス



それでも
数基のアーチが立ち
薔薇も
良く咲くようになったので
オープンガーデンの
真似事のような事を
始める


ローズ・デ・キャトル・ヴァン



すると
お花の好きな
御婦人方が
沢山来られるようになり

夫が居る時に来られた
御婦人方が
このアーチが良いですね~と
言われるので

夫が立ててくれたんですよ~と
言うと

御婦人方が
まぁ、すごい!
ご主人が立てたなんて
なんて協力的!
優しい旦那様ですね~

何度もおっしゃった


アラン・ティッチマーシュ



その日から
夫は
ガラッと変わった!!


ファンタン・ラ・トゥール



我が家の夫は
人が変わったように
構造物を
作ってくれるようになったのだ

そして
その年から
ピーチヒルの構造物は
全部
夫が担当してくれると
宣言してくれました~
スバラシイ変化


クロード・モネ



我が家の夫
褒めると伸びるタイプなので

オープンガーデンをすると
花好きの
優しく麗しい御婦人方が
口々に褒めて下さるので
夫は伸びて伸びて
伸び放題


ローラン・カブロル



それが
十何年も続くものだから
今では
オレ様だった面影は無く
頼めば
自分で道具も持って来て
ちゃっちゃと
やってくれる人に大変身です

しかも
一つ作るごとに
作り方も出来上がりも
早く綺麗に
正確になり

数年前からは
自分の方から
レンガ道を直してくれたり
新しい構造物を作ってくれたりします




今では
そんな事をするのが
とても楽しいらしく
しっかり趣味化して
もう
褒められなくても
大丈夫


ビサンテネール・ドゥ・ギヨー



お花も
始めは
チューリップと菊ぐらいしか
知らなかったけれど

今では
人気のある薔薇の名前まで
覚えるほどになり
オープンガーデンの時に
人に教えたりしてています

そして
お花を買うのも大好きになって
私と一緒に
ルンルンで
園芸店に行くんですよ


バレリーナ



その変化に
私も
人ってこんなに変わるものなんだと
驚きだけれど

当の本人も
いつだったか
土仕事をしながら
このオレが
土仕事をするようになるとは思わなかった~と
独り言を
言いながらやっていました

そして
昔の夫を知っている人は
みんな
こんな事をしているなんて
絶対に信じられないと
ビックリされます~

私的には
夫が優しくなったので
嬉しいし

今は
構造物と通路は夫の仕事
花壇の中と鉢、花全般は私の仕事と
きちっと役割が分担され
夫が居ないと
ピーチヒルも完成形にならないので
ありがたいな~と
感謝するくらいです




この結果から
今はガーデニングに興味の無い
ご主人も
少しずつ巻き込んでいくと
ガーデニング好きな
ご主人に変身するかもしれませんよ~

みな様も
ご主人様を巻き込んで
ガーデニング好きを増やして下さいねスマイル



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Last updated  2020.01.26 20:48:16
2020.01.24


私の
ファーストローズ
ファンタン・ラ・トゥールの
蕾がうなだれてしまった原因は
薔薇を熟知してから
分かったのだけど

バラクキバチ被害だった

バラクキバチが
柔らかなシュートに産卵し

産卵部分から上には
水分も栄養も
遮断されてしまい
即座にうなだれ
うなだれた所は
そのまま枯れてしまう

こんな状態です下矢印
このシュートにも
蕾が5つついています



ファーストローズに
始めて上がった蕾は
全部
バラクキバチに産卵され
ファンタン・ラ・トゥールは
一季咲きのため
その年は
お花は見れませんでした~
号泣 号泣

けれど
バラクキバチの事が書いてある
薔薇本には
なかなか出会うことが無く
何の虫の被害が
当分
分からなかった

私が
初めて買った薔薇本は
NHKの赤本
(タイトルをもう忘れました)

毎日読み込み
な~るほどと思ったけれど

読んだだけじゃ
全然ダメで

実際に
12か月育てると
あぁ、あのページに書いてあることは
この事だったんだ~と
始めて分かる感じで

自分で体験しないと
分からない事ばかりだった

その後も
薔薇やお花を
育てながら
広い裏山の
開拓は続いて行き

いつも裏山に居るので
いつの間にか
小鳥が
身近な所に居るのが
当たり前になり

春になると出会える
てんとう虫やアマガエルを
喜び

夏になると
孵化する
セミの姿を始めて見て
感動したり

卵から
一斉に出て来る
カマキリの赤ちゃんを見て
みんな頑張って大きくなるんだよと
応援したり

自然の中の生き物が
友達みたいになった

・・・が
どの薔薇本にも
しっかり農薬散布が
当たり前に書いてある

いやぁ~
農薬を撒くと
てんとう虫たちが死んじゃうでしょ

すでに
その頃から
薔薇に虫が着いていたら
すぐに
ハサミの先や
指で取っていたので
徹底的に
虫取りに励むようになる

今は廃刊になってしまったけれど
ガーデニング本の
BISESには
農薬を使わない方法が
良く書かれていて
楽しみに読んでいて

それをきっかけに
真島先生の本に出会い
その本が
私のバイブルとなった

真島先生の本には
薔薇に来る
昆虫の種類や特性や
捕獲法が
楽しく
詳しく書かれていて
面白かった

私も
さらに昆虫を観察しながら
薔薇にとっての
困りんぼ虫だけを
捕る様になる

しかし
イラガには
何度も刺されたりして
かなり手こずり

イラガの集中発生には
その部分だけ
アースジェットをシューしていた

他にも
長年に渡り
色んな薔薇本を買ったけれど

一昨年に
水害で被災した時に
一冊残らず
水没してしまい

もう
手に入らない本も多かったので
非常に残念だった


その頃からの日課は
春先に
薔薇の新芽が上がると
毎朝
薔薇の虫退治

もちろん
始めの頃は
虫捕りが嫌だったけれど

すぐに
薔薇様の
奴隷状態になっていたので

薔薇様のためと思うと
何でも出来た

次第に
山庭で
薔薇を育てると
虫が居るのが
自然なんだと思い

上手く
共存出来たら良いな~と
思うようになる

長年
虫取りをしていると
すっかり
趣味化してしまい

あの小さなバラゾウムシを
今日は何匹捕れたと
数え

たくさん捕れた日は
もの凄く嬉しい
薔薇変人な私になりました


その後も
さらにさらに開拓

こんな感じなんですよ~



土の上の
草や笹は取っていますが
土の中は
根っこだらけ

これを
根気よく
出せるだけ掘り出します

バケツは
石で
すぐにいっぱいになります


裏山なので
斜面な場所ばかり

草や笹を取ると
斜面の土が落ちて来て
その対策中


土の中の
石を取り出しています


大きな石が出ると
夫は突き棒
私はスコップで
二人がかりで取り出します


巨石が
ゴロゴロ出てきます


草や笹の根を取り
石も取り出し
土を柔らかくして
やっと植物が植えられます

開拓の苦労があるので
薔薇を植え込むと
やっぱり嬉しいです~スマイル

植えたばかりの
薔薇様赤ハート



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Last updated  2020.01.24 19:37:39
2020.01.23


我が家には
94才で亡くなった義父が
定年退職した時に
造園会社に依頼して作った
和庭があり

当時は
年に1度
剪定に入って貰うだけの
全くの
手入れ不足の庭だったので
松の木が枯れてしまったり
梅の木が枯れそうになったりしていた


プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ



それを気にした夫が
年に二度来る
田主丸植木市のCMを観て
行ってみることになった

十数年前の
その当時

植木市は
今よりも盛んで
様々な
珍しい花木があり
見て歩くだけでも面白い




ぶらぶらと
見て歩いていると
薔薇苗ばかりの
植木屋さんを見つけた

常々
薔薇を植えてみたいと
思っていたところに

こんなに
大量の薔薇苗を見て
とたんに
トランス状態に陥る




季節は
秋の終わりで
短く剪定された薔薇苗が
美しい花のラベルをぶら下げて
所狭しと並んでいる

思わず
その場にしゃがみ込み
薔薇苗を見ている私を見たら

夫も買うと
言わざるを得ないだろう

頭の上から
そんなに欲しいのだったら
買ったら~!

声がかかる




やった~
これで
開拓して作った花壇に
念願の
薔薇が植えられる

でも
薔薇を買うのが初めてで
どれを選んだら良いのか
分からないけど

こんな時は
難しい事を考えず
ラベルを見て
好きな花を選ぼう


プリンセス・テンコー



全ての薔薇の
ラベルを見てまわり
私が選び出し
ファーストローズになったのは

オールドローズの
ファンタン・ラ・トゥールと
粉粧楼だった

ローズ・ベルモント



この時お迎えした
ファンタン・ラ・トゥールは
今も健在で
美しいお花を咲かせてくれるが
買った時は
この薔薇が一季咲きとは
知らなかった

バーガンディー・アイスバーグとローズ・ベルモント



それに
初めての薔薇には
ストーリーがつきもので

花壇に植え
冬を越し
待ちに待った翌春

株は大きくなり
シュートの先には
いくつかの
待望の蕾がついた

それからは
薔薇咲く日を夢見て
蕾が大きくなるのを
見つめる毎日

ある朝
さぁ今日は
どのぐらい蕾は膨らんだかな

ルンルンで
花壇に向かうと

全部の蕾が下向きに
うなだれていた
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

よく見ると
蕾の下10cmくらいから
茎がくにゃくにゃになって
下を向いているのだ

え~ぇぇ
どうして????
昨日まで元気だったのに
ショックショックショック

下を向いていると言う事は
水が上まで行かないのかしら

と言う事は
水が足りない?

水!水!水!

ジョウロに水を汲んできて
株元に
しっかり水をかける

・・・が
しばらく観察していても
くにゃくにゃになった
花茎は元に戻らない

居ても立っても居られずに
薔薇を買った
植木屋さんに相談に行く事にする




田主丸植木市は
秋と春に開催され
ちょうどその時は
春の植木市をしていたのだ

植木市に到着すると
すぐ薔薇苗のお店を見つけ
植木屋のおじさんに
蕾が
全部下向きになった事を
鼻息荒く訴え
対策法を聞く

おじさんは
山で育てているのなら
虫が多いだろうから

それは
虫にやられたんだね
殺虫剤をかけるしか無いね


スプレータイプの殺虫剤を
見せてくれ

それ以上の事は
教えてくれなくて
中途半端なまま
話しは終わり

結局また薔薇を勧められ
強い薔薇が良いよと
ハイブリットのラブを
買って帰る
(今なら絶対に買わないタイプ)

家に帰り
うなだれたままの
ファンタン・ラ・トゥールを
しげしげと観察するが
植木市のおじさんが言うような
虫は見当たらない

私は
気に入ったものには
とことん情熱をかけるタイプなので
分からないのなら
調べようじゃ無いのと
園芸書を買いに行く

続く

薔薇には
十数年間も嵌りっぱなしです


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Last updated  2020.01.23 18:26:23
2020.01.22

午後から雨の予報だったのに
午前中から降り始めた
ピーチヒル

雨が落ちるまで
今日も草取りをしたり
地植えで
調子の悪い薔薇を掘り上げて
鉢植えしたりしていました

今日は
昨年5月30日に
咲いた薔薇の写真

シュネー・ピンク


では
開拓話しの続き

裏山の開拓は
次から次へと
大きな石が出て来るので
遅々として
進まなかった

でも
始める時
荒野状態の
裏山を見て

石の上にも三年
どんな事があっても
三年間は続けようと
思っていたし

シロウトの私が
自分の遊び場欲しさに
やっている事なので
こんなものだろうと思いながら

毎日
ツルハシで土を壊し
スコップでさらに掘り
草を取っては
小さな石、大きな石を
取り除いて行った




連日
そんな事を続けていると
大きな石が出るたび
夫に頼む事が
頻繁になってきて

夫の機嫌が良い時に
頼むと良いなど
頼む方法も
上手くなってくる




頼まれる夫の方も
始めは
花壇を作るのも
反対の様子だったが

荒れ放題だった
裏山が
少しずつ綺麗になって行くのを見て
考え方も
少しずつ変わったようで
文句を言う事が
ほんの少しずつ
少なくなっていった

ある日
夫一人でも出せない
巨大な石が出て来る

二人とも
その石を出す事に
夢中になり

二人して
突き棒やらスコップやら
ツルハシやらで
悪戦苦闘

二人で
石の周りの土を
大きく除け

二人それぞれの道具を
石の下に入れこみ
せーのーで
体重をかけると
とうとう石が動いた~

土の中から
石が出ると
大喜びする私

夫も
かなりの達成感があったようで
泥だらけになって
二人で喜んだ

それからは
何度もそんな事があり
共同作業が増えていく




開拓を始め
半年以上経ち
全体の5分の1が
やっと開拓できて
いくつかの花壇が出来上がる

日々
地道に努力した結果
花壇は出来上がったが

私の身体は
疲労困憊で

肩や腰
腕は
いつも痛いし

ツルハシを握る手には
豆ができ

固い土に挑む
スコップや草削りを使う
手の指は
小指の形が変形したほどだった

プリンセス・バビロン



自分の身体が
こんなになっても
止めようと思う事は
一度も無く
開拓を進められたのは

ただ単に
私の
自由な遊び場が
欲しかったため

いわば
私のテリトリー確保




親戚の人が
いつ来るかもしれない

家に居るのは
息苦しい

だけど
家の裏山なら
絶対に誰も来ない

機嫌の良い日は
誰にも聞こえないので
大きな声で
歌を歌う

腹が立つことがあった日には
ガシガシと
土を耕すと
なんだか気分がスッとする

数時間
黙々と
草を取り作業をした時に

どぉれ綺麗になったかなと
振り向いて
キレイになっているのを
見た瞬間の
爽快感

疲れた時は
道具を放り出し
散らかしたまま
帰っても
誰にも叱られない
気ままさ

裏山に居ると
まさに自由

自由が満喫できる




私の遊び場に出来上がった
花壇

さぁ
何を植えようか

こんなに苦労して作ったのだから
最高の花を植えたい

その時思いついた
私にとっての
最高の花は
薔薇だった

ラ・ローズ・モリナール




しかし
主婦のお小遣いで
沢山の薔薇は買えないし

この辺りのお店には
あまり
薔薇苗を売っていない

とりあえず
簡単に手に入る
球根を植え
季節の花の種を蒔き
処分品の花苗を見つけると
何でも買って来て
花壇に植え込んでいた

スノーグースとクイーン・オブ・スエーデン


花壇に花を育てながら
さらに
開拓は続いて行く



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Last updated  2020.01.22 19:51:48
2020.01.20

家の裏山の
土を掘り
草の根を取り除き
埋まっている
石を取り出す
毎日

そうなってくると
私の相棒はスコップで
いかにも
開拓な感じになって来た

昨年5月のピーチヒル



しかし
石が多いので
スコップが石に当たり
なかなか掘り進める事が出来ず
ちっとも進まない
開拓

・・・が
継続は力なりと言う
私の好きな
言葉通り
とうとう花壇は出来上がる



それは
大きな丸い花壇で
レンガの囲いも
何もない

ただ地面から
草の根と石を
掘り出して
土を柔らかくしただけの
丸い花壇



それでも
草だらけの
広大な地面の
ほんの一角に
出来上がった花壇が
嬉しくて
花苗を買って来て
嬉々として植え込む私

そう言えば
長年
鉢植えしていた
紫陽花があるので
あれを
花壇の真ん中に植えようと
思いつき

紫陽花を
鉢から出してみる

大きな鉢の中の根は
とても大きかった



その大きな根を植えるべく
花壇の真ん中に
穴を掘り始める

すると
すぐに石にぶち当たった

花壇を作る時
自分では
深く掘っているつもりだったけど
それまで
そんな事をした事が無かったので
実際には
ほんの数十センチしか
掘れて無かったのだ

その時初めて
花壇とは
もっと土を
深く掘らないといけない事に
気付く

しかし
掘り進めようにも
花壇の真ん中にある石は
50センチは
ゆうに超えるような
もの凄く大きな石だった



これは
私一人の力じゃ出せない

でも~
俺様夫に頼むのは
イヤだし
どうしよう

もう一度
石と悪戦苦闘してみる

やっぱりダメだ
花壇を完成させるには
夫に頼むしかない

俺様夫に
どう言って頼もうか。。。

実は
この頃の私は
人に頼み事をするのが
大の苦手だった

幼い頃から
厳しく育てられ
親に甘えた事も無く

子供の頃から
自分の事は自分でする
自分で出来無い事は手を出さない
と言うルールが
私の中に出来上がっていて

大人になってからは
人にして貰う位だったら
やらないタイプで

一人黙々と
我が道を進む
人との協調性を持たない
全く
可愛げの無い性格だったのだ

そんな性格で
今まで
人に頼み事をしなかった私は
どう頼んだら
夫に
快く引き受けてもらえるのか
悩みに悩む

今だったら言える
ねぇねぇ、これが出来ないからやってね~!

普通の言葉が
その当時は言えなかったのだ

考えた末
帰宅した夫に
あの~大変申し訳ありませんが
また大きな石が出て来て
私じゃ出せないので
お疲れの所すみませんが
掘り出して頂けないでしょうか

神妙な顔をして
言ってみた

そう言われると
夫も断れず
しぶしぶと裏山に上がり
石を取り出してくれる

その後も
開拓は続いて行ったので

大きな石が出るたび
あのぅ
大変申し訳ありませんが・・・
の言葉は続き

開拓のスピードも
徐々に上がっていったので
2週間に一度頼んでいた
石出しが
10日に一度になり
そのうちには
1週間に一度になって行った

ある時
うちにある道具では
取り出せないほどの
大きな石にぶち当たる

その頃は
頼まれることに
少しずつ慣れて来た夫が
こんな道具だけじゃ
本格的に
土が掘れないし
石も取り出せないので
道具を買いに行こうと
言い出す

そして
ホームセンターで買って来たのは
金属製の重たい突き棒と
これまた重たい
ツルハシ⛏だった

買って帰るとすぐに
夫が
ツルハシで
石の周りの土を壊して
上手に突き棒を使い
石を取り出してくれた

それを見ていた私は
その翌日から
スコップの相棒とは
さよならして
新たな相棒に
ツルハシを選んだのだった

この事実は
カッコ悪いから
人に言った事無いんだけど


ツルハシを振るって
ピーチヒルを開拓したんですよ~


続く


お気に入りのオールドローズ


デュセス・ドゥ・モントベロ


ハイブリットガリガ
一季咲き
淡いピンクに咲いた
花が


白色に抜けていく様が
素晴らしく美しい


午後の光が差し始めた
ピーチヒル


安曇野の
小さな葉が
光に踊り

煌めくお花は
光に同化し
神々しいほどです


読み終わったら
ポチしてね~ダブルハート


 
 ごめんなさい
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Last updated  2020.01.20 21:07:40
2020.01.19

今日は
ありがたいことに
母の所へは
娘が変わりに行ってくれて

夫も休日だったので
午前中は
みっちりと
誘引と剪定をしていました

切り落とした枝を
夫が全部
ゴミの袋に入れてくれたので
とても助かりました~

ちょうど
剪定が終わった頃
ポツポツと雨

それから本降りに~雨

お昼には
母の所から
帰ってきた娘と三人で
倉式珈琲でお昼ご飯

今日のピーチヒルは
寒くて寒くて
体が凍えたので
暖かい
ぜんざいが美味しかった~スマイル



では
ピーチヒル開拓の話しで~す

と言っても
その頃は
ピーチヒルなんて名前も無く
家の裏山だったけど

メイド・マリオン


家の裏山の
原野に
とにかくお花を植える
花壇を作る!

絶対に作ると!

一人で決めて
行動開始



しかし
一歩前に進むのにも
草が
邪魔をする始末で

花壇を作るどころか
歩く道が必要ではないかと
気付く



とりあえず
自分が歩けるように
草取り



しかし
今まで人の手が入って無い土は
固くて
草削りも
歯が立たない

それからは
力任せに
太い草の根元を
ゴンゴンと叩き
固い土と格闘する
毎日になった



そのうちには
なんとなくコツがつかめて来て
大きなスコップを使い
土を掘っては
草や石を
取る事が出来るようになる



夫は
そんな事をするのに
あまり賛成じゃなかったので

夫が仕事に行っている間
家事に支障が出ない程度
毎日毎日
土を掘り起こしていく

ローズ・ベルモント


身体は
すぐに全身が痛くなったけれど
今までの
心の痛みを思うと
その方が
よっぽどか楽で

身体を動かすことも
気持ちが良かった



そして
その頃の私は
陽の光が
心まで明るくしてくれる事を
知らなかったし

その光が照らす
草の葉の
隅々まで行き渡る
葉脈を見て

あぁ植物は生きている
草だらけの原野は
こんなにも息づいている

この中に
私も一緒に
存在したいと
自然に思うようになり

飽きもせず
毎日
土を掘り続け
ほんの少しずつ
草が無くなり
茶色い土が見えるようになって行った



2m位
自分が歩く所が確保出来たら
その前面を
今までよりも
もっと深く掘り
いよいよ花壇づくりに挑戦

一生懸命に
固い土を壊していると
ガツッと
スコップを持つ手に衝撃があり
スコップの先が欠けた

見れば
大きな石が埋まっている

花壇づくりが始まると
今度は
固い土だけでなく
ゴロゴロ埋まっている
石との格闘に変わった

レッド・インテューション


大きな石に当たると
1個を掘り出すのに
1時間はゆうに掛かる

ある日
どうやっても
掘り出せない大きな石に
当たってしまい

どんなに頑張っても
身体が痛くなるばかりで
動かすことも出来ない



仕方無く
その夕方
仕事から帰って来た
夫に
石を1個掘り出してほしいと
お願いした



この当時
うちの夫は
仕事の事しか頭に無い
時期で

そして
うちの夫
今時珍しい
男子厨房に入らずタイプ

なおかつ
エネルギッシュに仕事をしていた
この時期は
俺様タイプ絶世期だった

そして
土を触るとか
スコップで土を掘るなんて
考えたことも無い
人だった

そんな
俺様夫は
現地に行き

ブツブツと
この俺にこんな事をさせて
俺は
仕事をして疲れて帰って来るのに
こんな事をさせられたら
休息も出来ないと
怖い顔で
私に言いながら
土を掘り
石を取り出してくれた

それを聞くと
あぁ
こんなに言われるのなら
次からは
自分でどうにか掘り出そうと
夫に頼んだ事を
後悔する私だった

今では
その頃が信じられないほど
頼めば
何でもしてくれる
夫だけど
その当時は
全く違う
俺様タイプだったのよ~@@@
(もう10年以上前の話し)

続く

読み終わったら
ポチしてね~ダブルハート


 
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Last updated  2020.01.19 17:31:33
2020.01.18

今日は
雨だったので
お歳暮の解体市に行っていました

ちょっと高級な食品を
半額以下で
色々ゲット

それに
見つけたら
絶対に買うジュース
(あまりこの辺じゃ見当たらないジュースなんです)
5本入りが
1箱だけ残っていて
それが買えたのが
嬉しかった~

相変わらず
食べ物重視の
我が家です

今日は
5月の雨後の薔薇をハート(手書き)



昨日の続き

義父の葬儀では
お茶の支度から
お通夜の食事に
葬儀後の食事など
気を使わないといけない事が
いっぱいで

そんな時
私なんかより
お年を召された御親戚の
葬儀に関する
知識は膨大で
いちいち注意をされる

ローズシナクティフ



今では
葬儀社の人が
お茶の支度などしてくれるけど
その当時は
そんなサービスも無く
 
親戚の数が
もの凄く多いので
一人であたふたして
お茶を出したり
湯呑を洗ったりしていると
唯一
夫のお姉さんが
手伝って下さって
神様みたいに見えた




とにかく全てが
そんな調子で
お通夜と葬儀で
私は一気に
3キロくらい痩せた




その後は
お寺さんが
毎週

お経をあげに来られるし

誰だか知らない
義父の知り合いが

毎日くらい
線香をあげに来られるし

苦手な親戚は
我が家みたいに来られるし

いろんな手続きも

忙しく

でも家事はしなくちゃいけないし


もう

脳内パニックな
毎日だった




ほっと
一息つけたのは
四十九日がすんでからでした

四十九日の法事が終わって
ホッとした途端

これじゃあ
私が壊れてしまう~と
真剣に

危機感を感じ

線香臭い家を
脱出し

今まで温めていた

構想を
実現にする事に決めた

法事の翌日
私は
スコップを持ち
家の裏山の

原野に登ったのでした

これが
ピーチヒル開拓のきっかけ


続く

ポール・ネイロン


手のひらより
大きなお花を咲かせる
香り高い
オールドローズ


四季咲きで
秋にも
良く花を咲かせます

丸い大きな蕾から
カップ咲きの
お花を開かせ

全開になっても
こんなに綺麗な
薔薇ちゃまです


読み終わったら
ポチしてね~ダブルハート


 
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Last updated  2020.01.19 17:26:35
2020.01.17

クリスマスローズ
第2号が咲きました


気持ち良いほど
キッチリ入った
ピコティが
心を揺さぶります


もう一つ
かなり膨らんだ蕾の
クリスマスローズがあるのだけど

この2鉢は
病気の可能性があるので
隔離管理


でも~
巨大な蕾をつけました


だけどね
葉がクルクル巻いているでしょ

こういうのは
病気かもしれないので
他の株に伝染しないように
隔離して育てています

あっ
肥料や植え替えは
普通にしていますよ~


今日は
母の所から帰り
午後から剪定を頑張って
17株剪定できた

剪定作業も
あと少し

花壇には
アリウムが芽を出してた


チューリップも~ダブルハート


では
昨日の続きです

数年続いた介護は
ある日の朝
突然
終わりになった

その日の数週間前
私は主治医に呼ばれ
義父の
肺の機能が
落ちている事を知らされ

その日から
毎日病院に行っていた

だけど
まだまだ
義父の食欲は旺盛で

食欲があるうちは
大丈夫だろうと思っていた

病院食も良く食べるし
私が持って行く
お菓子も
喜んで食べていたし

病院から帰ろうとすると
いつも
帰ったらいけん!

すごい力で
私の手首を握って
離さなかったので
その力強さに
なおさら
そう思っていた

・・・が
ある日の朝
病院から電話がかかり
義父が危篤状態になったと
告げらる

夫と二人
急いで
病院に行き

顔馴染みの看護師さんに
お聞きすると
朝ご飯を食べている最中に
急に苦しみだし
そのまま危篤状態になったそうだった

その時
まだ息はあるものの
もう意識は無かった

主治医から
会わせたい人を呼ぶように
言われ

夫は
近い身内に電話をかける

その間
私は病室で
義父の腕をさすりながら
見守っていると

とうとう
心電図はフラットになり
またピッピッと
脈を打ち始め
またフラットになるを
繰り返し
最期の時を迎えた

結局
他の人は誰も間に合わず
夫も廊下で
連絡のための電話をしていたので
私一人で
見送った形になった

その病院には
長い事
入退院を繰り返していて
担当の看護師さんとは
顔なじみになり
相談事も出来る
間柄になっていた

看護師さんの方も
私が一人で
義父の世話をしているので
気にかけてくれて
良くして下さっていた

主治医から
臨終の言葉を聞き

その後
その看護師さんと
二人になると

涙ぐむ私に
今朝
ご飯を持って行った時は
機嫌良く挨拶もされて
普通に食べてたんだけど
急に
気分が悪いと言われて~

話されていた
その時

勢いよく
ドアが開き
夫から
連絡を受けた人たちが
どどどっと
病室に入って来て

義父が亡くなったと言う
ショックで
泣きわめきながら
どうしてこんなことになったのかと
私と看護師さんを
問い詰められるので
二人で困ってしまった

今思うと
義父の死を知らされ
気が動転したために
激しい言葉が
出たのだろうけど

何を
説明をしても
耳に入らず
大声で泣き
私を責める言葉を言われるので

義父の死を受け
出ていた
私の涙は
責められ続け
違う意味の涙になった

病院としては
そんな大声で泣かれると
他の患者さんに迷惑なので
すぐにお迎えの車を呼んでくださいと
言われてしまった

そして
お迎えの車が来ると
義父の御遺体と共に
親戚も夫も
凄まじい勢いで
全員
葬儀会場へ行き

空になった
義父の病室は
急に静寂が訪れ
私一人が
取り残されていたのだった

静かになり
義父が
今まで寝ていた
ベッドを見ると

改めて
義父が亡くなってしまったんだと
しんみりしそうになった
その途端

入院を待っている
患者さんがいらっしゃるので
病室を
すぐ空けるように言われる

それから
長い入院の
大量の荷物を
私一人で片づける

真冬だったので
毛布やら
寝巻の上にはおるものやら

その当時は
紙おむつなども
家から持って行くシステムだったので
それはそれは
凄い荷物

急な事で
荷物を入れる袋も無いので
仕方無く
少量ずつ車に運んでいたら
看護師さんが気の毒がって
ゴミを入れる
大きなビニール袋を下さって
それに
寝間着やら下着やらを
詰め込み

義父の荷物を
サンタクロースのように
肩に下げ
何度も車に運んでいると

なんで
私一人が・・・

また涙が出そうになるのだった
続く



今日
ピーチヒルにいたら
頭の上で
毎日やって来る小鳥の声が
聴こえる

いつも
カメラを向けると
逃げてしまうのだけど
今日は
私が下に居るのが
分からなかったのかな

望遠じゃ無いので
ちっちゃいけど
矢印の所に小鳥さん


残しておいた
柿を食べに来るんです


1個の柿を
2羽や3羽の小鳥が
仲良くついばんでいる


そんな小鳥の姿を
近くから眺める事が出来て
今日は良い日でしたハート(手書き)

読み終わったら
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Last updated  2020.01.19 17:26:20

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