2008/11/16(日)01:18
田村能里子展
ちょっと前に「風邪ひかないように気をつけなきゃ」と
書いておきながら(11/11ブログ)、
結局、昨日・今日と、
風邪薬のお世話になってしまいました
ひどくならないようにしなきゃ~。
*
さて、今日は、美術展の備忘録です。
「田村能里子」展
田村能里子『オレンジの頬冠り』リトグラフ
この方の絵を見るのは、これが初めてだったのですが
私の好きなタイプの作品でした。
どっしりとした厚みのある描き方で、
暖色系の色づかい。
描かれている人物の多くは、
どこかアンニュイなんだけど
でも、しっかりと地に足をつけて生きているって
雰囲気がいい。
ただ、メインの
天龍寺塔頭寺院「宝厳院」本堂の襖絵は、
残念ながら
私の心に響きませんでした。
他の作品に比べて、襖絵の描き方が単調に思えたのと、
青と赤の使い方が
この絵に限っては、私には、合わなかったんです。
でも、襖絵の裏側?(人物が描かれていない方の襖絵)には、
大興奮でした
全体がオレンジ色で、そこに蝶などの模様が、
デザイナー的?に
美しく描かれていました
すてきです~
残念ながら、ショップには、
これらの絵ハガキはありませんでした。
メインの襖絵のはあったのにな~
*
この方の公式HPを見ると、
日本各地に壁画を描かれているそうです。
機会を作って、ぼちぼちとそれらを
観に出かけてみたいな
特に見たいのが、
大阪赤十字病院の「好い日燦燦」
桜を題材とした
目の覚めるような艶やかな作品のようです。
詳しくは↓
田村能里子 公式HP
追:私が行った展覧会最終日に
田村能里子さん御本人が来られていました。
追2:襖の取っ手も彼女がデザインされたそうで、
それぞれ凝ったつくりになっていました。
ステキ