カテゴリ:本・マンガ
昨日(12日)は、成人の日でしたね。
振袖を着た女の子たちが、 誇らしげに街を歩いているのを見て 思わず、自分の時のことを思い出してしまいました。 ・・・ あぁ(/_;) つい、昨日のことのように その日の自分を思い出せるのに、 経った時間を数えると・・・ ・・・orz 人生って、思っている以上に はるかに短いんだわ。 * さて、今日は、最近読み終わりました 武田邦彦著「偽善エコロジー」について。 偽善エコロジー 昨年の大河ドラマ「篤姫」のママ、お幸さんが言っていた 「一方を聞いて、沙汰するな」のお教え通り?(笑) 私も最近、 自分の考えに合う?気持ちのいい話や 世間様で“標準”とされている説ばかりではなく、 逆説にも、できるだけちゃんと 向き合う(取り組む)ようにしています。 で、今の日本のエコブームに一石を投じた、この本。 ・・・ う~ん。う~ん。う~ん。 読み終わった今、ちょっと混乱してしまいます。 リサイクルが上手く循環していないことは 何となくは知っていましたが、 ここまで、はっきりと書かれてしまうと、 これからどうしていいのか・・・ 以下、この本に書かれていた内容を 一部、抜粋してご紹介します。 * ・レジ袋 → 1.レジ袋は、石油で余った部分を有効活用して作られている 2.エコバックは、石油の貴重な部分を使って作られている 3.レジ袋をゴミ袋として使用できない自治体が増え、 専用ゴミ袋を買わされる ↓ レジ袋を追放すると、逆に石油の消費量が増える ・ペットボトル → 1.非常にきれいに燃えるプラスティックの一つ 食品トレイ 2.どちらも、燃えにくい生ゴミを燃やすエネルギーになる (ダイオキシン発生減) 3.リサイクルのお粗末な現状 (リサイクル結果の未公表→ほとんどリサイクルされていないから) ・ゴミの分別 → 1.ゴミは「金属」と「それ以外」に分けるだけでいい 2.ゴミ焼却技術の進歩により、まとめて焼いても、 焼却場の中できちんと4つの成分に分かれる 3.個人で分別するよりも、焼却炉一括の方が、毒物を検出できる その他、 「日本の森林活用の為に、割りばしの積極的な使用を」 「ダイオキシンは、それほど危険ではない」 「生ゴミの堆肥活用は、有害物質が畑に蓄積されることになり危険」 「古紙のリサイクルは、逆に多くの石油を使うことになる。 捨てている森林の有効活用を図る方が、よっぽど、環境によい」 「発展途上国へ、リサイクルから横流しされた中古品が流れ、 その結果、途上国に廃棄物がたまる」 「世界中で、京都議定書を守りましょう!と言っている国は日本だけ、 ヨーロッパも積極的に取り組んでいるように見えて、実は違う」 「“環境”・“リサイクル”を利用し、お金儲けをしている業者、 税金を使われ、損をしているのは国民」 * 「良いことをしているから」 「世間様(社会全体)も同じことを言っているから」 というだけで、調べたり勉強することなく 素直に従っていた(信じていた)自分自身を まずは、反省 <(_ _)> しかし、ここに書かれていた内容も、途中何度か、 あまりにも突飛だったり、 矛盾があったり、 こじつけに感じた部分があったので、 この本も 鵜呑みにすることはできないと思いました(笑) さて、そうなると これから私はどうしたらいいのか・・・ やっぱり、色々な本を読んで 勉強するしかないのかな。 多くの意見を聞く(知る)ということは 更なる混乱を生むことにもなりかねませんが、 これ!と思える意見に出会えるまで 仕方ないですよね。 * <とりあえずの結論> ・「一方を聞いて、沙汰するな」 ・もったいない精神を持って生活するのが とりあえず私にできる一番のエコ ←結局、ここかっ!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/14 02:04:04 AM
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