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す、すごいTV番組、今日、見ちゃった
その番組とは・・・ NHKスペシャル「女と男」 第3回 男が消える?人類も消える? 環境ホルモンなどにより、生物がメス化しているらしい ってことは以前から聞いていたけれど、 いやぁ~・・・ 今日のこの番組は、それをはるかに超える 衝撃を私に与えてくれました Y染色体(男)は将来、消滅する運命にある! * 女性は「XX」、男性は「XY」の性染色体を 持って存在していますが、 「Y染色体」がなくなってしまうってことは、 つまり、男性がこの世の中から、いなくなってしまうってことを 意味しています。 以下、番組の内容をざくっと書いておきます。 【1.Y染色体】 X染色体は、2本ずつあるので 破損してもお互いをコピーして修復することができるが、 Y染色体は、1本のみしか存在しないので 破損すれば、その状態で子孫に引き継がれていく。 つまり、Y染色体は、どんどんと遺伝子数が減って 短くなって、次世代に渡されていく。 このままでは500~600万年後には 完全にY染色体が消滅してしまうとのこと。 最初は、同じくらいの遺伝子数だったのに、 現在は、 X=1078 Y=98 その差11倍! 我々、哺乳類の祖先は、進化の過程において、 子孫を守るために、Y染色体に胎盤を作る情報を 持たせる選択をした。 つまりY染色体がなければ、 女性の体内で、胎盤をつくることができない。 胎盤ができないということは 子供がお腹の中で育たない。 胎盤が出来たお陰で、哺乳類の今の繁栄がある。 しかし、Y染色体は前述の通り、時限爆弾。 哺乳類は、この道を選んだことで、 同時に「滅びの道」も選択したことになる。 今、存在する哺乳類に Y染色体がない動物が存在する。 「トゲネズミ」 これは、突然変異で、奇跡的な例外。 人間もこうなると思ってはいけない。 【2.精子】 人間の精子は、他の動物に比べてはるかに質・濃度が悪い。 これは、一夫一婦制を選んだために起こった現象。 (他の動物のように乱婚ではない為、競争がなくなって、 精子自身が頑張らなくてもよくなった・笑) この現象は、年々、加速していて このままでは、全世界レベルで、自然妊娠がどんどん難しくなる。 男性の危機。 テクノロジーを使って妊娠するケースの増加。 (体外受精など) ↓ これは、更なる、人類の精子の悪化を招くことに なりはしないか?(競争なしで妊娠) 昨今のアメリカでは、 子作り(子育て)に男性は必要ないと考える女性が増えてきた。 →「精子バンクの利用」 自分の好みのタイプの精子を自分で選択 【3.将来についてのまとめ】 自分たちで、その将来をどう歩んでいくか、 倫理面を含めて、決定(選択)していかなくてはいけない。 我々は、それが出来る知識を有している * いやぁ~ん、私、古い人間なのかして、 アメリカの女性のような先進的な考え方(精子バンク利用)には、 到底ついていけません。・・・orz 私も、自分の子供、すごく欲しいけど、 ここまで出来ないわぁ~・・・ やっぱり、一緒に育ててくれる相手がいてこそ、 子供を持つ楽しみがあると思うんです。 その相手は、別にかっこよくなくても 頭良くなくても、学歴とか、職業とかも、私、 全然気にしないんですけど。 (放送で映っていた精子バンクでは、 この辺を自分の好みで選んでいた) 日本では、まだちゃんと制度化?されてなくて よかった。。。 けど。 こんな考え方じゃ、 自分の遺伝子を残すことなく 進化に乗り遅れてしまうんだろな、私。 * 明日、会社に行ったら 男性を見る目が変わってしまいそうです(笑) あったかい目で見てしまいそう。 男性にどんなに偉そうにされて腹がたっても、 「Y染色体で頑張ってくれているんだ~」 って * 気になった方は、再放送があるそうなので、 直接、番組をご覧になってください。 1/22(木)0:45~1:43 詳しくは↓ NHKスペシャル「女と男」HP 追:このシリーズの第1回目・第2回目は 再放送も終わってしまったみたいで残念。 見たかったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/19 01:50:05 AM
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