2009/10/12(月)00:35
森剛司・小林淑恵著「日本のお金持ち妻研究」
連休二日目。
予定を入れず、今日ものんびり。
来週からも、決算時ほどではないにしても、
ハードなことに変わりないので、まずは体調回復を。
ホント、働き蜂。
今まで、お金持ちとか玉の輿とか
全く考えたことがなかったけど、
次、生まれ変われるなら女王蜂を狙うか、私?
ってことで、これを機に?誰かが紹介していた
森剛司・小林淑恵著「日本のお金持ち妻研究」を読んでみた(笑)
日本のお金持ち妻研究
読む前は、週刊女性誌のような軽い内容かと
思っていたけれど、実際は、真面目に研究されたもの。
社会学の調査結果を読んでいる感じ。
ここに紹介されている「お金持ち妻」は
年収3,000万円以上稼いでいるご主人を持つ奥様方。
その中には年収1億以上の人たちも多く含まれており、
私の想像をはるかに超えていた。
年収1億以上って。。。
自分の年収で1億を割ってみて、愕然。
いやはや、真面目に働くのが嫌になってしまった
ま、そんなことはさておき、
本の内容を簡単に。
*
この本によると、
実際の“お金持ち妻”とは、
私たちが一般的に想像しているのとは
少し異なっていた。
従来型(深窓のお嬢様)のお金持ち妻ももちろん
多く存在するが、
よく言われる「玉の輿婚」(容姿端麗でお金持ちに見染められたケース)
は、ほとんど見当たらなかった。
代わりに、独身時代から仕事熱心な「キャリアウーマン型の妻」が
見受けられた。
彼女たちは総じて、夫と同程度かそれ以上の高学歴者。
(T大卒が多い)
高い知性を身につけた女性が、キャリアウーマンを経て
富裕層(自営業・医師・弁護士など)の妻へと変身。
妻自身も、弁護士や医師であるケースも多々有。
また、そういう女性たちは、
世間一般に考えられている「華やかな生活」を送っているのではなく、
(ブランドや宝石を買いあさるなど)
一般家庭ごとく、堅実な倹約的生活を送っている。
夫に加え、妻も高い知性を持ち
それを活かして、更なる豊かさをもたらしている。。。
これが現在の玉の輿?婚。
「将来お金持ちと結婚したかったら、
美貌を磨くよりも、まず知性を磨いた方が
はるかにお金持ちと結婚する近道であり、王道である」
*
後、面白かったのが
お金持ちたちの節税対策の章。
日本の消費税は、フランスの付加価値税を基に
慌てて?導入された為(加えて業界からの反対)、
所謂「抜け」が存在する。
お金持ち妻たちは、その「抜け」を上手く利用して
節税対策を行っている。
この章に書かれていたのは
自営業妻たちのケースだったけど、
これから私も「税」について、
少しずつ勉強していこうかしらん。
「抜け」を知るのが楽しそう?!
業務においても、税務ができるのと
そうでないのとは大きな差があるし
*
読み終えて。
深窓のお嬢様ではない、
キャリア型のお金持ち妻たちは、
子育て期間が終われば、再び社会に出ていくとのこと。
(ただし、その復帰先の多くが夫の会社関連)
・・・
楽々「女王蜂」を狙って?
読み始めた本だけど、やっぱ甘くない(笑)
高学歴じゃない私は、お金持ち妻以上に
頑張らなきゃ?!