2011/08/20(土)18:26
子育てハッピーアドバイスの明橋先生の講演会へ行って来ました!
今日は、楽しみにしていた花火大会なのですが朝から雨がポツポツと降ったり止んだり。。
荒天の場合中止とのことなので、小雨なら開催されるのかな?
雨の中行くのもちょっと大変そうですけど。
前回も予告させていただいていた講演会のことを記事にしておきたいと思います。
先月末に、子育てハッピーアドバイスの著者 明橋大二先生の講演会が私の住む町で開催されるということで、参加してきました。
さくらが生まれる前に本屋さんで並んでいるのを手にとって見たのが初めての出会いでしたが、かわいいイラストに子どもを愛情いっぱいたくさん甘えさせてあげようという内容に共感し心引かれました。
実際購入して読んだのは、さくらがお腹に宿ってくれてからでしたけれど、本をよんでますます明橋先生のファンになりました!
そして、さくらが生まれた頃近くで明橋先生の講演会があることを知り行きたかったのですが、他の用事で参加できず、それからも?年講演会があったようなのですがなかなか機会がなく今年初めて参加できました。
実際お会いしてみると、とても優しそうな素敵な先生でした。
そして、なんとご実家がここ大阪の箕面市なんだそうです。 出身中学校も私と同じということを知り驚きました。
明橋先生は、心療内科医だそうですが相談に来られる方の幼少時代に問題があったケースが多いことに気がつかれ、幼児期に愛情を受けることの大切さを研究するようになったのだそうです。
講演会の内容は、本の内容と共通する所がほとんどでしたが、とても心に響き感動したので綴っておきたいと思っていたのです。
本の内容は、まず目次だけでも見てみて下さい。
【目次】(「BOOK」データベースより)
子どもに心配な症状が出るのは、しつけがなされていないからでも、わがままに育てたからでもない/赤ちゃんならば、スキンシップ/話を聞く/「がんばれ」より、「がんばってるね」と認めるほうがいい/「ありがとう」という言葉を、どんどん使おう/子どもの心は、甘えと反抗を繰り返して大きくなる/甘えない人が自立するのでなく、甘えていいときに、じゅうぶん甘えた人が自立するのです/10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ/「甘やかす」と「甘えさせる」は、どう違うのか/10歳以下の子どもが、あまり甘えてこないときは、接する時間を増やしたり、スキンシップを増やしたりしたほうがいい〔ほか〕
1.子どもの心の成長の一番土台になるのは、「自己肯定感」(自己評価)
「自己肯定感」= 自分は大切な存在だ
今までの教育では自己肯定感について考えていない。
問題行動を起こす子どもは根っこである土台がしっかりしていない。
自分が大切にされていないと、人を大切にできない。
2.今の日本の子どもたちの自己評価は決して高くない。
1)自分はダメな人間だと思う と答えた中学生の割合
日本では、56.0% ちなみに米国では、14.2% 中国では 11.1%
(H20年 「中学生・高校生の生活と意識に関する調査」日本青少年研究所)
2)「自分は人から必要とされている」 : 30% 「そう思わない」:69%
(H18年 東京都立川市内中学校)
3.子どもの心は、依存(甘え)と自立(反抗)の繰り返しで大きくなる
繰り返しは子どものペースで!が大事。
・甘えた人が自立する。
・「甘えさせる」→子どもの情緒にこたえてあげる
「甘やかす」→物質的な要求にこたえる
4・反抗期
・反抗しだしたらー安心 (甘えてしっかり育ったので反抗期がきた)
1歳半~3歳 思春期
5.具体的な対応
1)子どもが小さい時は、スキンシップ 大いに抱っこしてあげる(
2)子どもの気持ちを汲んで、言葉にして返す→ 今の子は自分の症状を言葉にするのが苦手
3)話しをよくきく
4)子どもの頑張りを認めてねぎらう。
・頑張れ より 頑張ってるね。
5)ありがとうは、最高の褒め言葉 → 自己評価
6.子どもにキレてしまうとき
・過度の責任感を持っている→肩の力を抜く。
・子どもを変えようとするよりも、子どもが今すでにもっているいい所に注目する。
7.母親のサポート
・母親を責めない。 まずここまで育ててきた苦労をねぎらう。
「子が宝なら、母もまた宝」
パパにも子育てに参加してもらう= 将来のパパのためになる (パパとの絆ができる)
8.「おこだでませんように」
講演の最後に紹介していただいて、明橋先生が読み聞かせして下さいました。
お話の中に出てくる男の子の心にジーンと涙しちゃいました。
甘えは大切なもの。 10歳まではしっかりと甘えさせると良い子に育つということでした!
ほったらかしとかまいすぎには注意! バランスが大切ですね。
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では、花火に行って参ります!