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テーマ:音楽のお仕事♪(1719)
カテゴリ:├コーチング・優位感覚
今日は、横浜ヤマハで開かれた、「コーチングサロン」第三回に参加しました。
テーマは「優位感覚」のなかの「言語感覚優位」です。 司会進行は、マイコーチの木下尚子コーチ。 相変わらずお声に張りがあり、朗らかで、温かく人を引き込む雰囲気をお持ちでした。 ![]() 1・学習活動が進む 2・会話が流れる 3・次の行動につながる 木下コーチは、優位感覚という考え方を、ご自身が指導に詰まった時に、アプローチの手段として活用されるそうです。 「この子は何感覚だから、こういう教え方」と限定するのではなく、よく一人一人を見て、その時々にあった接し方をするというスタンスですね。 ![]() 実際、言語感覚系をお持ちの先生方からのお話は、自分も言語なので、うなづける部分がたくさんありました。 言語の方は、思考と言葉で物事をとらえ、進めていこうとします。 理屈をこねてしまう。話が長くなってしまう、というのが、レッスンでのお悩みのようです。 中には、気づいたらレッスンでピアノを全然弾いていなかった、というようなことも。 「あ、それある!」と共感してしまいました。 実際のレッスン事例発表では、グループでのディスカッションによって、いろいろなご意見が出ました。 まさに、レッスンの新しいネタの宝庫! ・漠然とほめるのではなく、その子が特に頑張ったことをほめる ・先生が言った注意点を、生徒自身に復唱させる。言い換えさせる。書かせる。 ・ワークブック・楽典・アナリーゼ・伝記の本などを取り入れる ・曲の背景や情景を説明する ・意図を明確にする ・原因と結果を説明する ・お互いがフィットする言葉を探して使う ・伝わっているか、こまめに確認する ・ポイントを絞って話す。 ![]() 感情寄りの生徒には、物語を作らせたり語ったりするのが有効だが、理論寄りの生徒には、論理的に説明するのが有効なのではないか、ということです。 キーワードとして、「生徒と一緒に実験する」という意見もO先生から出ました。 アナリーゼ的実験方法だったのですが、これは言語だけではなく、違ったアプローチをすれば、すべての感覚の生徒に有効かなと思いました。 このレッスン事例に関しては、最近私もまとめたものがありますので、後日載せようと思います。 ![]() Wコーチは去年認定コーチ試験に合格された、先輩コーチです。 7分間コーチングは、「言語感覚系の生徒さんのレッスンを、もっとよくするには」という内容でした。 Wコーチは、穏やかな雰囲気を持っている、頼れるコーチ、という印象。 流れるような、余裕のある心地よいコーチングでした。 クライアント役の先生のお顔が、みるみるまに輝いているのがわかります。 生でコーチングを見ることができるのは、とても勉強になります。 今回も、あっという間の2時間でした。 次回は11月。保科コーチの「視覚優位」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.28 15:39:50
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