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テーマ:音楽のお仕事♪(1719)
カテゴリ:├コーチング・承認
![]() 人はだれでも、「認めてほしい」と思っています。それは本能のようなもので、承認されることによって、居場所を与えられ、安心感を得られるからです。 特に、お子さんにとって、認められたい、という欲求は大きいです。 「この人は、自分を認めてくれているか」 「自分のことを思ってくれているか」 「自分のほうを向いていてくれるか」 ということを、敏感に察知します。 コーチングによって、そのことをさらに実感した私は、 レッスンでも、生徒さんひとりひとりの「いいところ」を見つけて、それを承認して、伸ばしてあげる言葉掛けを心がけるようにしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() もう、承認の嵐です。 先生が、話をよく聞いてくれて、褒め言葉ばかりをかけてくれる、そのことによって、最初はわがままになったり、言いたい放題になったりする生徒もいました。 でも、先生に「甘えられる」というのは大事なこと。 「甘え」を受け止めてあげられる度量も、指導者には必要。 決めごとは守らせ、言わなければならないことはきっちり言いながらも、承認を続けていくと、生徒が少しずつ変わっていきました。 先生の承認が与えてくれるのは「信頼」であることに、気づいて行くからです。 その「信頼」に応えよう、一緒にがんばろう、と思ってくれるようになるのだと思います。 いままで、私たち世代が受けてきたレッスンは、「できていないところを見つけて指摘する」 レッスンが多かったように思います。 もちろん、適切なフィードバックは成長にはかかせませんし、そのことによって、強くなり、高い所に行けることも、確かです。 でも、私が教えているのは、ピアノを楽しみたい、普通の子たちです。 多くの先生方の生徒さんも、そうだと思います。 できていないところに目くじらを立てるより、心を通わせて、楽しみながら成長させてあげたいと思いませんか? 承認は、生徒さんとの信頼関係を作ります。 信頼関係のできた生徒さんなら、そのあと、厳しいフィードバックでも、受けてくれると思うのです。 もっと高い所へ行きたいと願っている生徒さんには、信頼関係を作ったうえで、多少きびしいことも言っています。 (↑については、コーチングスキル・フィードバックのカテゴリーで後日書きますね) 次回は、タイプ別承認法です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.23 09:29:05
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