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カテゴリ:├コーチング・質問
ちょうど、こちらのブログで「コーチングスキルとして「質問」を扱おうと思っていたところ、グッドタイミングで、横浜ヤマハで行われている、コーチング上級セミナーを見学してきました。
ですので、「質問」スキルの具体的内容に入る前に、少し、質問について触れていきますね。 セミナーでは扱わなかったポイントを2つ、ご紹介します。 1・質問の基本は、「自分が情報を得るためではなく、相手に、自分の内部に深く目を向けてもらう」こと。 そして質問のベースにあるのは「聴く」「承認」。 プラス、私はその前段階として、「声掛け」を大事にしています。 とくに、考えることに慣れていない、小さな生徒。 まだ、信頼関係のできていない、レッスンに来たばかりの生徒。 質問するより前に、声掛けをたくさんしていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() という感じです。 生徒さんに「答えなきゃ」という圧迫を与えないで、考える種まきをしていくわけです。 承認も入っていますので、信頼関係を結ぶことにもつながります。 ![]() ![]() ![]() ![]() 2・「自分に対する問いかけを大事にする」 質問といえば、相手の中の答えを引き出す、という面に向きがちですが 「自分に対する質問」も大事にしたいところです。 人は常に、無意識のうちに、出会う出来事や、何かを発する時やするときに、自分に向けて「問い」を発しているそうです。 それはそのまま、その人のニーズや価値基準であるのだと思います。 「人にすごいと思ってもらえただろうか」 「相手の同意を得られるだろうか」 「正しく言えるだろうか」 などなど…… 以前の私の心に存在していた問いは 「人に認められるだろうか」 というものでした。 「ザ・コーチ」 ![]() を出版された谷口貴彦コーチは 著書の中で 「人は自分自身の発する言葉や、考えている言葉に洗脳される生き物である」 とおっしゃっています。 ならば、自分自身にかける問いを、自分のなりたい方向に書き換えればいいのではないか? 私はそう気づきました。 それからは、私の目指す姿であるところの言葉を、常に問いかけるようにしています。 「私は接する人すべての強みを見つけているだろうか。そしてその人自身に気づかせているだろうか?」 私は自分のクライアントをコーチする時にも、必ずこの「自分に対する問い」を考えもらう機会を作っています。 自分も人も変える「質問」 興味深いですよね。 次回はいよいよ、質問スキルの内容に入っていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.18 20:18:01
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