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カテゴリ:♪ピアノレッスン
おととい、5月分の無料レポート配布のお知らせをしましたが、さっそくたくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございました。
![]() 今日は、5月分のテーマである、「生徒のパーソナルなデータを活用する」について、 さらにレポートを有効に使っていただくために、林の体験をご紹介したいと思います。 この日記の最後に、レポートご請求の方への無料体験30分コーチングのお知らせがあります。 日記の最後に空き時間を載せてありますので、ご希望の方はお早めに! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、生徒のパーソナルなデータの作り方・活用方法について、林の体験をご紹介いたします。 生徒のパーソナルなデータの切り口、書き込めるシートなどは、「5月分無料レポート」でかなり詳細にご紹介していますが、お読みでない方のために、ここでも少し解説していきますね。 ![]() ![]() ![]() みなさんは、生徒さんに関してどんな情報を持っていらっしゃいますか? 入会時には、住所、年齢、ほかの習い事、など、基本的な情報を書いていただくと思います(無料レポート第二弾に入会申込書の見本あり) レッスンが始まると、使った教材、練習の進み具合、お月謝の状況、練習状況など、さまざまな情報が増えてきますよね。 それらは、レッスンプランを考えたり、生徒をよりよくするために不可欠な情報なので、レッスンカルテなどを作って記録していらっしゃる先生も多いと思います。 私はコーチなので、上記とは別に、生徒の違った視点からの情報を、日々気をつけてみるようにしています。 それは何かといいますと、生徒の性格、行動傾向、対人関係のとり方、学習傾向などの情報です。 それらをまとめて、「生徒のパーソナルデータ」と呼んでいます。 これらのデータが、レッスンにとても役立つのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() 私は生徒のだいたいのタイプを把握していて、接し方や宿題の出し方の参考にしています。 たとえば、褒められることを好む「プロモーター」の生徒の場合。 「ここができていない」ではなく「ここができたらどんなに素敵だろう?」というように、常に「素敵な未来」に焦点を当てた接し方や宿題の出し方をしています。 ![]() 目で物事を取り入れるのが得意な生徒には、説明を聞かせるよりも自分で読ませたり、絵や図解を取り入れたりしています。 ![]() 生徒のこういった情報を集め、整理してシートにまとめておくことにより、 レッスンがよりスムーズにすすんでいくのです。 ![]() ![]() ![]() ここからは林の体験談です。 私はレッスンの時、生徒とたくさん話します。 話し合う内容は「いつどのくらい練習しているか」ではなくて、 その生徒の好きなこと、得意なこと、どんな時にやる気が出るか、一人でやるのと、誰かと一緒にやるのはどちらがいいか、練習の過程をみてほしいか、完成してからみてほしいか」 など、その子の行動、思考傾向のことをよく話します。 すると、意外なことを発見したりします。 ![]() ![]() ![]() 褒められるのが好きだと思っていたAちゃん。 いいところを見つけてほめるレッスンを意識していました。 いい気分でレッスンを終えることができ、それなりに毎日少しずつ練習してきます。 でも、どうも最後の詰めが甘い。 よく音を読み間違えてきたり、練習が浅いんです。 いろいろ聞いてみると、「褒められるばかりでは、またか、と思ってやる気が出ない。もっとビシビシ言ってほしい」とのこと。 自分からそんなことを言うなんて意外でしたが、考えてみれば、タイプ分けテストをしたのは一年前。 その間にAちゃんも成長していたんですね。 厳しめのフィードバックも入れるようにしたら、2週間ほどでがらりと変わりました。 家での練習の質と時間がアップ。 譜読みも前より丁寧になり、弾けるようになる期間が短くなったことに自信がつき、前よりピアノが大好きになりました。 ![]() ![]() ![]() なかなか練習が定着せず、甘えん坊なので、お母さんとの関係がポイントだと思っていたBちゃん。 お母さんに、家での接し方のアドバイスをしたりしていました。 甘えん坊なので、人に頼ったり、教えられたりすることが好きなのだと思っていましたが、 近頃様子が変わってきたので、データシートをもとに(5月の無料レポート参照)、改めて聞き取りをしてみたところ…… 意識するのはお母さんよりも、友達であることが判明! ポイントは友達だったんですね。 しかも、教えられるより、教えるほうが好きだという事実もわかりました。 聴覚系だと思っていたのが、もしかしたら言語感覚系に近いのでないかということもわかりました。(言語感覚優位はいろいろな感覚を試す傾向があるので、小さいうちはほかの感覚と混同しやすい) 音楽を聴くよりも、知識を知ったり自分で調べたりするほうが好きだとのこと。 (そういえばBちゃん、教室にあるミニ文庫から、毎週必ず本を借りていってました) ![]() ![]() ![]() このような生徒たちの経験から、データベースは集めただけで安心せず、常に観察&更新が必要なのだとわかりました。 ポイントは、何か問題が起きた時にこういった情報収集をするのではなく、何もないときに行うこと。 問題が起きた時に、いきなりこういった聞き取りをすると、テストされている、追い詰められている気持ちになることがあります。 普段からの関心が大切なのですね。 ここにご紹介したのは、ほんの一例です。 皆さんは、生徒をどんな視点で見ていますか? 体験などがありましたら、ぜひお寄せくださいね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 無料体験30分コーチングのお知らせ 今回、たくさんの方とお話をしたくて、大目に時間をとりましたが、 少しずつ空き時間が減ってきていますので、ご希望の方はお早めに! 空き時間 5月25日(水) 9時~ × 10時~ ○ 11時~ ○ 6月1日(水) 9時~ ○ 10時~ × 11時~ × 6月8日(水) 9時~ ○ 10時~ × 11時~ × 6月15日(水) 9時~ ○ 10時~ × 11時~ × 6月22日(水) 9時~ ○ 10時~ ○ 11時~ × 6月29日(水) 9時~ ○ 10時~ × 11時~ × 第三希望まで明記のうえ、林までメールをください! メールアドレスはレポートに明記してあります。 レポートご請求は、コチラまでどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.19 11:49:31
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