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横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

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2012.04.07
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「子どもが練習しないという前に~ピアノレッスンのための親学」シリーズの第一回目です。
総合目次はコチラです。


さくらさくらさくらさくら


1. お子さんのタイプは?


さて、本題に入る前に、お子さんが次のどのタイプに当てはまるのか、見極めてください。


(「音楽が好きじゃない」「まるで興味がない」「むしろ嫌い」というお子さんは選択肢に入っていません。そもそもそういったお子さんにピアノを習わせるのは可哀想。お子さんの意思を尊重して、別の道に進ませてあげてください)

タイプ1:音楽が好きで、地道な練習が苦にならない。
タイプ2:音楽は好きだが、地道な練習は嫌だ
タイプ3:音楽は好きでも嫌いでもないが、地道な練習は苦にならない
タイプ4:音楽は好きでも嫌いでもないが、地道な練習は嫌だ



黄ハートタイプ1:音楽が大好きで、地道な練習が苦にならない。

タイプ1のお子さんは、一番ピアノにむいているといえます。

先生を信頼しておまかせしましょう。

親御さんが、

「いいピアノを購入する」
「練習に集中できる環境を作る」
「ご家庭で良い音楽を一緒に楽しむ」
「お子さんの弾いている曲に興味を示す」
「楽譜やCDを購入してあげる」
などのサポートをすることによって、さらに伸びていきます。

このタイプのお子さんは、生まれながらに、音楽に対する感性を持っている子が多いです。

「ドレミ~」という単純な音の羅列を「楽しい」「美しい」「ワクワクする」と感じられるんですね。

なので、練習を練習と思わずに、弾くこと自体を楽しめるのです。

(裏を返せば、指導者が、単純な音の羅列の中に、音楽性をこめられるような指導が出来るかどうかということになりますが)

また、幼いころから良い音楽を聴かせることによって、音楽に対する感性を育てることができます。これは後日お話します。


緑ハートタイプ2:音楽は好きだが、地道な練習は嫌だ

タイプ2のお子さんは、趣向は音楽にむいているけれど、性質的にピアノに向いていない、ということになります。

なぜなら、ピアノを楽しめるようになるまでには、「地道な練習」が不可欠だからです。

ピアノを習いに来るお子さんにはこのタイプがわりと多いです。

「ピアノがやってみたい!」

という本人の希望でレッスンを始めさせたはいいが、いざ習い始めてみると、毎日の練習が必要だった。
「楽しく弾けるようになりたいけど、練習は面倒!」ということで、

「練習しなさい!」「嫌だ!」の親子バトルが始まるパターンです。


このタイプのお子さんの場合、選択肢は二つあります。

しょんぼり1つめは、バトル回避です。

つまり、「練習をしないならやめさせる」という選択。

パンチ2つめは、血を見る覚悟でバトル突入。

「なにがなんでも練習させる」という覚悟を親の側が持つこと。


1つめを選択するメリットは、ピアノはやめても音楽自体は嫌いではないので、将来ピアノ以外の音楽への道を本人が選ぶ可能性が出ること。

そのとき、多少でもピアノをやっていたことが役に立つ場合があります。


二つ目を選択するメリットは、
スマイル「地道な練習を続けさせることによって、タイプ1に変化する可能性が出てくる」ことと、
うっしっし「練習を通じて性質が変わる=粘り強さが身につく」こと。


タイプ1に変化する可能性についてですが、小学生くらいのお子さんが「練習嫌だ」と言うのは、「弾くことに精いっぱいで、なかなか音楽の楽しさを味わうところまで到達しないから」なんですね。

基礎の段階では、よほど感性が鋭く器用なお子さんでない限り、「音楽の喜び」を感じることは難しいです(これらを感じることができるのはタイプ1のお子さん)。

でもぐっとこらえて地道な練習を続けることにより、ある段階まで到達した時に、急にころっと弾けるようになってきます。

すると音楽を楽しむ余裕がでてきて、練習が苦にならなくなってくるんですね。

よくピアノの先生が「ピアノは長く続けることに意義がある」と言うのは、小さい頃は練習嫌いだった子も、高学年になるとこういった変化をすることを知っているからなんです。


練習を通じて性質が変わる、についてですが、これは文字通りです。

「習い事を通じて、子どもに良い性質を身につけさせたい」という価値を持っている親御さんであれば、血をみる覚悟で「続けさせる」という選択もありです。

ただし、親御さんの持っている価値が「良い性質を身につけさせる」だけならば、ピアノに限らず、他のものでも構わないわけです。

我が子が全くピアノにむいていないとわかったならば、折を見て、別の習い事にシフトする手もありでしょう。

また、タイプ2のお子さんは、ただ単に練習が面倒で嫌というだけでなく、不器用で練習してもなかなか上手に弾けないので嫌、というお子さんも多いです。

そういったお子さんに、練習のコツを教えてあげたり、周りの上手な声かけでやる気を持続させたりすることで、少しずつ「音楽好き=練習が苦にならない」状態へシフトさせることができるのです。


練習のコツについては、レッスンを受けている先生にご相談ください。
声掛けの仕方については、コーチングが役に立ちます。
コーチング関連の本を読んだり、私のブログ内のタイプ分け・優位感覚などを参考にしてみてください。

このあたりの私の教室での取り組みについては、機会を見つけて書いていきたいと思います。


次回は

お子さんのタイプは? その2



子どもの自己肯定を高める10の魔法のことば


2021年2月「子どものピアノに困ったら」というブログを始めました
ブログは​​「さくらピアノ教室」のホームページ内にあります
良ければご覧ください









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最終更新日  2021.02.14 08:54:39
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