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横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

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2012.04.14
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「子どもが練習しないという前に~ピアノレッスンのための親学」シリーズの第八回目です。
今回このシリーズの最終回になります。


総合目次はコチラです。


さくらさくらさくらさくらさくら


5. もっと先生とコミュニケーションをとろう


ご家庭で下地を作るにしても、練習の習慣をつけるにしても、先生との連携プレイがものを言います。

先生は常に「どうしたらもっとこの子によいレッスンができるのか」と考えているので

「いま、家ではこんなことに興味を持ってます」

ということを先生に伝えれば、きっかけをもらえて大喜び。さらにレッスンで広げていってくれるでしょう。


「伝えたいことはいろいろあるけど、先生のレッスンの邪魔になるのでは?」


そう思われているもしれません。

でも大丈夫!

熱心な先生方はお子さんの家での様子を知りたがっています。

それに、先生になるような方は基本的に「教えたがり」なので、質問に答えることは苦でないし、いくらでも喜んでアドバイスしてくれるでしょう。


逆に「レッスンについては先生にすべてお任せしたい。連絡を取り合うのは面倒」


そういう場合もあるでしょう。

それならそれでもよいのですが、お子さんのよりよりピアノライフをサポートしたいのであれば、勇気を出して、一歩踏み出してみてください。

そのためにはまず、時々レッスンに顔を出すこと。

レッスンが終わった後、雑談のように話してみてください。

いきなり「ご相談」だと重いでしょうからしょんぼり

「最近ミュージカルにはまっていて、いつもDVD観てるんですよ~」みたいな感じで。

先生は(ああ、そうなのね。今度ミュージカルの曲を弾かせてみようかしら)と思われるかもしれません。

(ただし、本気で相談したい、リクエストしたと思っている場合には、遠まわしに言うと雑談だと受け止められてしまうので、「ご相談があるのですが」「~をしていただきたいのですが」と、はっきりいいましょう)。


練習についても同じです。


「今、こういう状況です」
「こんなことでつまづいてます」



など、

どんな小さいことでもよいので、先生に伝えてください。

子どものやる気や難易度は刻々変化します。

小さな変化にいち早く気づき、先生に伝えれば、早めの対応が取れます。

「先生なんだから言わなくても、レッスンでの様子を見ればわかるでしょう」

そう思われるかもしれませんが、半分はそうですが、どうしてもわからない部分もあります。

レッスンで見えているのは、練習の結果です。

結果は一つであっても、そこに至る過程は複数あります。

過程がどうなのかによって、指導が変わる場合もあります。


たとえば1曲をすらすら弾いていた場合。

音符1日で弾けてしまったのか。

音符1週間丸々かかったのか。

音符どこかで模範演奏を聴いたのか。

音符自力で弾けたのか。

音符親御さんのサポートがあったのか。


などによって、今後の指導が変わります。

1日で弾けてしまったのなら、宿題の難易度をもう少しあげます。

1週間まるまるかかってしまったのなら、難易度を下げる場合も。

親御さんのサポートありで弾いてきたのなら、理解していない部分はどこなのか確認します。

このように、ご家庭の情報は、指導にとても役立ちます。

先生からは見えない部分を、ぜひ伝えてあげてください。


↓先生が知りたいと思っていることを下記にまとめました。


先生が知りたいこと


1・毎日の練習状況。言われなくても練習する。言わないとしない。週に何日くらいしている。レッスンの前だけしか弾かないなど。

2・課題についての状況。もらった課題が難しすぎる。簡単すぎる。何日くらいで弾けるようになった。

3・やる気度。頑張って取り組んでいる。教本への興味が薄れてきた。

4・その他。今週は学校が忙しくて練習できなかった。体調が悪かったなどお子さんの状況や、ご兄弟が受験であまりピアノの音が出せない、お母さん自身の仕事が忙しくなってきて……など、生徒さん本人以外のご家族の状況。


知りたいことは先生によって違うかもしれませんので、先生に、あらかじめどんなことが知りたいか聞いておくのもいいでしょう

連絡帳があれば記入できますし、送り迎えをしていらっしゃればその時に伝えることができます。

そうでない場合も、変わったことがあればレッスンの前日やレッスン後にメールで簡単に伝える、変わったことがなくても月に1度程度はご家庭での状況をつたえていただきたいと思います。

特に、やる気が下がってきている生徒の場合、レッスンだけではなかなか状況が見えにくいので、こうした情報をいただけると、指導者の側はとても助かります。

密なコミュニケーションを取ってくださるご家庭ほど、ピアノの継続率がよく、上達も早いです。

ピアノはレッスン時間だけがレッスンではありません。ぜひ、指導者の知識、経験を活用してください。


さくらさくらさくらさくらさくら


わがピアノ教室は趣味で続ける子がほとんどですが、趣味であるからこそ、受験で忙しくなる前に、ある程度基礎をつけて将来再開しても楽しめるところまで、弾けるようにさせてあげたいと願っています。

ですので、少しハードルが高いかもしれませんが、親御さんにはできるだけご協力をお願いしています。

今は将来の不安から塾通いする子が多く、ピアノレッスンの賞味期限は短いです。

以前は一度習い始めたら少なくとも高卒まで、が普通でしたが、今は小学校いっぱいまで、下手をすると中学受験のため、小4くらいでやめる子もでてきます。

のんびり味わっていたのでは、小4までではせいぜいブルグミュラー程度。それすら到達しない子もでてきます。

できれば余裕のある低学年の間に、しっかり練習の習慣をつけて、最低ソナチネ程度まで進ませてから送り出してあげたいです。

そのころまで進んでいれば、受験で間が空いても、またすぐ弾けるようになります。

中学・高校の間は低空モードにして、大人になってから再開することも可能です。

小学生の間にあまり練習せず、だらだら続けるのが一番もったいないと思います。
(もし中学、高校も少しずつ続けられるのであれば、のんびりペース大歓迎です)


さくらさくらさくらさくらさくら


ちなみに、わたしは2年ほど前から、体験レッスンを経てご入会が決まった生徒さんには、オリエンテーション(説明)の時間をとります。

その際、親御さんにも同席していただき、上記のご協力を仰ぎます。

そして、入会から1,2年間は、ご家庭と密に連絡を取り合い、ご家庭での練習をサポートしています。

この練習サポートについて、わが教室で取り組んでいる方法を、次回の連載にしたい思います。


どうぞお楽しみに!

※追記 「家庭練習サポート公開します」掲載しました。





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最終更新日  2012.04.24 13:43:37
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