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カテゴリ:♪ピアノレッスン
★人工知能とピアノのレッスン~ピアノ指導者の仕事が人工知能に取って代わられる!?
2月28日の「NHKサキどり!」(日曜日朝8時25分放送)で、人工知能を利用した学習塾のお話を放送していました。 生徒は全員人工知能が内蔵された?タブレットを持ち、問題を解くたびに、その生徒に合った次の問題を、人工知能が出題していくというスタイルの塾でした。 ピアノの先生でこれをご覧になった方は、「これ、レッスンでも使えるかも!?」と思われたかもしれませんね(私もそう思いました)。 現在のピアノのレッスンは、生徒の習熟度や好みを考慮して、膨大な教材の中から、先生が選択するスタイルが主流だと思います。 または、先生が良いと感じている特定のメソッドを使うとか。 両者の場合、生徒一人ひとりの個性に合わせて曲が並んでいるわけではないので、生徒が途中でつまづいてしまった場合、軌道修正ができないですよね。 そのたびに、違う教材を買っていただくことになりますから。 ですので、そのたびに、曲の順番を入れ替えたり、ほかの教材を挟んだり、先生自身がオリジナルの楽譜を書いてあげたりして、補っているケースが多いと思います。 もし、人工知能搭載のタブレット楽譜があって、膨大な楽譜データの中から、1曲ずつ、その生徒に合った次の課題が瞬時にでてくるようになれば…… 課題を考える先生の手間も省けるし、生徒も負担が少なくて済むと思います。 でも、こんなものが世の中に出回ったら、ピアノの先生の出番はなくなってしまうかも? ピアノの先生に代わって、人工知能が「○○に気をつけて、この部分をあと10回!」「上手上手、その調子!」とか言うようになったら^^; 人工知能問題、今盛んに論議されているけれど、ピアノの先生にとっても無縁ではないですね。 そのとき、「ピアノ教室に通うことの意義はなんなのか」 一人ひとりの先生がしっかり考えることは、人工知能問題を別にしても、その先生のレッスンに対する姿勢を明確にする意味で、いいことなのかもしれません。 ちなみに私は、「課題を見つける力をつける」こと、「それを解決する力をつける」ことも、レッスンを続けるうえで得られる大きなことだと思っているので、ピアノを習うメリットはそこにあるかなと考えてます。 スマートに効率よくそれを見つけるのではなく、泥臭くあがきながら、遠回りしながら、自分で考えて、自分で気づいていくことに価値があるのだと思います。 ピアノの先生方、皆さんはどうお考えですか? さくらみきオリジナル「こんなにできた表」には、 ・生徒をどう育てるべきなのか? ・どうモチベーションをアップさせればいいのか? ・一人ひとりに合った対応は? などのヒントがいっぱい隠されています。 「こんなにできた表1日セミナー」 それに続く「フォローアップ勉強会」に参加することができます。 ピアノのレッスンについて、一緒に考えてみませんか? 詳細はコチラからどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.03 11:54:30
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