2021/12/11(土)09:49
家庭練習においての「量的」「時間的」な問題について
さくらピアノ教室でレッスンを始めたら、ピアノの宿題はどれくらい出ますか?そして、毎日どれくらい練習しなければいけないですか?
当記事では、そんな疑問にお答えします!
★一週間の宿題の量
ご家庭では、レッスンで出された宿題の曲を、翌週までにある程度弾けるように練習していただきます(ワークブックの宿題もあります)
基本的な宿題の量は↓
就学前……ワークブック1~2ページ。ピアノ曲集1冊とテクニック教本1冊の計2冊の中から数曲が宿題として出ます(ごく簡単な曲です)
小学校低学年……ワークブック1~2ページ。ピアノ教本1冊・ピアノ曲集1冊・テクニック教本1冊の計3冊の中から各1曲程度が宿題として出ます(簡単な曲からやや難しい曲も含みます)
小学校中学年……ワークブック1~2ページ。オリジナルの音階練習・ピアノ教本1冊・テクニック教本1冊の計3冊の中から各1曲程度が宿題として出ます(ある程度練習しないと弾けない曲が増えてきます)
小学校高学年……ワークブック1~2ページ。オリジナルの音階練習・ブルクミュラーかソナチネ・テクニック教本1冊の計3冊の中から各1曲程度が宿題として出ます(練習しないと歯が立たない曲ばかりになってきます)
中高生……ハノン・ツェルニー・ソナチネかソナタアルバムの計3冊の中から各1曲程度が宿題として出ます。間に好きな曲を挟みます(弾けるようになるための練習から、深く表現するための練習へシフトしていきます)
※何冊の教本を並行して使うかや、各教本から出す宿題の量は、一人ひとりの能力や希望に応じて調整しています
※当教室では、進度をあげることにはこだわっていませんので、無理に進めるようなことはしません
<調整例>
●どんどんすすみたい小3の生徒→ピアノ教本から2曲・テクニック教本から3曲を宿題にする
●部活や塾で忙しい中学生→ハノンとチェルニーを交合に宿題として出し、他1曲好きな曲をやってもらう
●クラシックよりポピュラー曲をたくさん弾きたい高校生→ハノンの音階やアルペジオなどのテクニックをやりつつ、好きなポピュラー曲を中心にやってもらう
次に、毎日どれくらい練習したらよいのかについてお話します
当教室では、入会時に以下のようにお願いしています↓
★一日の最低練習時間目安
就学前……10~20分
小学校低学年……20~30分
小学校中学年……30~40分
小学校高学年……40~50分
中高生……状況に応じて(本格的なクラシック曲が弾けるようになりたい方は60分以上。時間のない方、クラシックを希望しない方はできるときに、できるだけでOK)
上記の練習時間はあくまで目安。個人差もありますし、ご家庭の環境もありますので、強制ではありません
今のお子さんは忙しく、ピアノだけに毎日時間を取るわけにはいかないようです
そんな事情も考慮し、学校の宿題やほかの習い事と折り合いをつけつつ、最低限このくらいはやってくれれば……という思いでお願いしています^^
<中高生の練習例>
部活や塾で忙しい中高生は、短い時間で効率よく上達するよう指導しています
また、毎日コンスタントにピアノに向かうことが難しく、土日にまとめて練習している生徒も多いです(小学生以下の生徒は毎日ピアノに向かうことが望ましいです)
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