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よりみち日記

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2009年07月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

学校ではプールの授業が始まり、大喜びのこどもたち。

ムスメもきょうは2回目のプールで、梅雨のあいまの晴れによろこんで、はりきって学校に出かけました。

アニキは雨と体調にたたられて、まだ一度もプールに入れていない。

夏以降、緑色になった怖ろしげなプールを掃除したのは、まぎれもなくアニキたち6年生なんだけど。。。

 

きょうは2年生クラスでの朝読で、今回は初めてのクラス。

夏を前にして、なにか怖いお話を読みたいなぁ・・・と選んだのがこの本。

だいふくもち.jpg

『だいふくもち』(田島征三作、福音館書店)

全体に地味な暗いトーンの色彩で、しかもお話も派手さはないけど、

読み終わると人の欲の恐さが染みてくる・・・そんな感じです。

以前、田島さんとお話しする機会があったときに、この本の話のことを聞くと、

当初はもっと怖くするつもりだったとのこと。

確かに最後のページの絵は、その後の様子をいろいろ物語ってくれるような気がする。

怖いのはおばけやどろぼうだけじゃない・・・そんな所が子どもに伝わるかな?とも思うけど、

保育園で読んだ時にも、子ども達は説明のしようのない不気味な感じを味わいたい様子だったので、

今回も田島ワールドを淡々と読み進めてみました。

最後まで読むと、しーーーーん。

起承転結の結が、思いもよらないものだった驚きが伝わってきました。

 

2冊目。

がらりと雰囲気を変えて、『ガンピーさんのふなあそび』(ジョン・バーニンガム作 みつよしなつや訳 評論社)

がんぴーさん.jpg

アクシデントにも動じず、あわてず、あせらずのガンピーさんは、ほんとうに素敵な生活者だと思います。

大人も子どもも、毎日いそがしい、いそがしい、と暮らしているこの頃を思うと、

ゆっくりした時間を、なんでも受け入れて過ごしているガンピーさんを見習いたいなぁ・・・と。

自分の願望を含めての選書だったりして。

 

ジョン・バーニンガムは、前にも読んだ『ねえ、どれがいい?』の作者。

ちなみに、奥さんのヘレン・オクセンバリーも絵本作家で、

わたしは、優しい雰囲気満載のバーニンガムより、

ちょっとピリッとスパイスの効いたようなお話も多い、オクセンバリーの方がお気に入りです。

田島省三さんの本は、七夕の日に入った支援学級でも1冊読んでいました。

しらないまち.jpg

長新太さんのような、ナンセンス絵本です。

タンポポが歩いていたり、ことりが生えていたり、フライドチキンのもようのパジャマを乾かす店があったり、

子ども達に続きを考えさせたら、さらにさらに面白くなりそうな絵本。

原画も見たことがあるけど、子どもの描いた絵?みたいな・・・。

この発想ができる田島さんは素敵な人だなぁ~ってつくづく思います。

 

いま見ると、選書がかたよってるなぁ・・・。

手の内にある本だけでなく、新規開拓すべく先日図書館へいろいろリクエストを入れたところです。

9月以降に発揮できるよう、いろいろ見て見たいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 






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最終更新日  2009年07月09日 13時27分17秒
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