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ソフトママ友から「友だちが個展をしてるのを見に行かない?」とお誘いがあり、 風邪気味だったのでちょっと迷いつつ、内容に惹かれて出かけてきました。
『羊の手織り布と銅版画のあったか時間』 まさしくツボ。 久々の再会でにぎやかにお話しているのを、なぜか十年来の友人のようにわたしも参加して楽しくおしゃべり。 その後、ゆっくりと会場を見てまわりました。 銅版画をされているというそのお友だちと、糸を紡いで染色し織るまでを一手にされるもうお一人とのコラボ展。 銅版画、額縁におさめられているものから、ポストカードまで一つ一つ、 どれも、 スキ ♪♪♪ ああ、ステキだなぁ~~~ と、うっとりと眺めておりました。 やってみたいという興味から、いっぺんにパリに飛んでいろいろ学んだそう。 作品はもとより、この行動力やそこから自分の力で切り開く生き方もまた興味深い。 つい最近結婚されたそうで、そのときのお話や写真もまた素敵で楽しかったです。
そして、会場でわたしが引き込まれたもの・・・ それは、紡ぎ車。 糸車ともいう?眠り姫が魔女の呪いで指を刺して眠りについたというあの、紡ぎ車です。 これ、これ。でも、眠り姫はいったいどれで指を刺したんだっけ?偶然にも前の晩、何年か前の雑誌『おしゃれ時間』をパラパラ見てると、 読んだ当初は気にもかけてなかったけど、 ”羊毛と紡ぎ車”って記事にに妙に惹かれて、しみじみ眺めていたあの紡ぎ車が目の前に!! あの”4万円くらいから購入可”って書かれてあって、ため息をついた実物が! ひたすら感激して眺めるわたしに、さらに追い打ち。 コラボのもう一人の羊毛の方が「やってみます?」って声をかけてくれたのです。 初めて紡ぎ車の前に座ってやり方を教えてもらうと、 ペダルを踏んだら糸がスルスルと入ってゆくイメージだったのだけど、 左手で羊毛をのばしつつ右手でよりをかけて、それをペダルを踏んで車を回してスルスルと入れてゆきまきとる・・・。 それがリズミカルに流れてゆくかんじ。 この3つの動作が連動するのがとても難しくて、 お手本でやってくださったゆったりとしたリズムにはほど遠く、四苦八苦してしまいました。 それにしても、昨夜、何気に手にとった雑誌のたまたま惹きつけられたものに、 早速お目にかかれたなんて、それが不思議で大感激。 来てよかった~~~。 「以前は2万円くらいからあったんだけどねえ」と言われて、”その値段だったら買ってるな・・・わたし”と確信してしまいました。
織物も色合いがどれもこれもしっくりくるものばかり。 かけてあるものも下ろしてくれて、肩にかけてくるまったり膝に巻いたり。 同じ羊毛でも、織り方や紡ぎ方で重みも違い、用途によって羊毛の種類も変えるとか。 それでも、どれもフワッとしてとっても軽い。 そして、びっくりするくらいあたたか~~~い。 原毛も色がそれぞれだし、天然のもので染めた色合いとの兼ね合いも自然で、身につけても不思議なくらいになじみます。 ああ、でもお値段がとても手が出ない。 許されるなら、壁にかかってるのをこれとこれとこれ!ってお持ち帰りしたいくらいでした。 その中で、ようやくお値段と好みがかねあったのがこれ。 この冬、持ち歩くのが楽しみ。 中身がちょっとかわいくて、スナップがハート型。 かわいい~。 好みのバックというのはもとよりだけど、糸紡ぎ体験の記念にも・・・うれしい♪♪
あと、銅版を使ったエンボス加工のポストカードも買って、これは少し加工しようと思うのでまた後日。 帰りまぎわ、銅版画のみわさんから来年のカレンダーをプレゼントしてもらいました。 来年はこれを1年間眺めるのね~。 今日の楽しかった気分を思い出して楽しく過ごせそうです。
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