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耐震偽装の問題である。
今日も国会で参考人質疑が行われていた。 建築業界の闇は、かつてから囁かれていたことだけれど、、それについては政界との癒着なども含めて、何処まで解明されるかは、今のところ見守っている。 この厳寒で、豪雪被害の皆さん、山古志村の皆さんの思いも私には推察することすら出来ないことだろう。 耐震偽装被害のマンションの方々にとっても、背筋の寒い年越しになっていたことだと思う。 でも、私にはどちらも同じようには思えないのである。 何故なら、耐震偽装の被害者の皆さんは、自分からマンションを購入した自由があったとおもうのだ。 一世帯分が百平米を超えるマンション。 私の家にも、新聞の折り込みチラシが入っていたけれど、あまりに常識を外れた価格であった。 バブル以降、一時のマンション価格では購買層をつかめなくなり、マンション販売業者は価格を下げて販売し始めた。 しかし、購入者はバブル時のマンションの内装設備に拘った。 それでなくては売れなかった。 果たして、マンションの設備がオートロック、暗証番号は当たり前、人口大理石のキッチンカウンター、広いバルコニーなど、当たり前だった。 価格を下げて、目に見える設備に予算を廻す。購入者もそこのところに視線を向ける。 何処で、帳尻を合わせるかはお分かりであろう。 その時期(1990年辺り)でも、首都圏では、4000万円くらいで新築が買えるとすれば60平米。都心の通勤圏で、70~75平米ともなれば、6000万円はしていた。 それが、ヒューザーは、この時代に首都圏で100平米を超えて4000万円だって。 どこかにカラクリガ潜んでいると思っていたのは私だけだったのだろうか? いや、「安すぎるね、なんでなんだろう」という声は、私の周りでもあった。 数千万円の買い物と言えば、普通であれば生涯最大の買い物。 購入物件が見つかるまでにも、かなりの下調べをしていて不思ではない。 注文住宅メーカーは、坪当たりの建築費は75~80万円以上である。 同情しないとは言わないけれど、購買力のある人たちであれば何とか打開策を見出すように努力することも出来るのではないか? 少なくても、銀行ローンを組めたというのは担保があったということである。 税金を投入することを期待するのは、少なからず納得は出来ない。 まして国費は、天災の被害者にこそ厚くあって欲しい。 復旧の遅れ、被災者への応援など、まだまだ決して足りてはいないと思う。 過疎になっても、先祖代代の地を守ってきた人々に報いていかなくて、地元振興はならないと思う。 私の意見は、耐震偽装被害の方々の神経を逆撫ですることだろう。 でも、同じように考えている人たちはいると思う。 小嶋社長のたわごとを聞いているなら、健康のために歩いているほうがいいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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