シングル母のアメリカ暮らし

2006/04/10(月)14:40

次男のお誕生会

コドモの話、親の話(60)

昨日は次男のお誕生会だった。 最初は5人しか呼ばない、と言っていた次男。 それが学校で招待した子とベラベラしゃべってしまい、 それを聞きつけた他の子が「え?パーティするの?行っていい?」 「うん。いいよ。君もおいで」てな調子でひろがり、 結局クラスの男の子全員(14名)を招待する事になってしまった。 とはいっても、野球だサッカーだと忙しい最近の子供、 来れたのはそのうち10名で、うちの子供たちや長男の友だちも含めて総勢13人の、 それでも次男に取っては過去最大規模のパーティとなった。 今回も公園のコミュニティルームを借りた。 まだまだ可愛い(笑)1年生が対象なので、いろいろ催しも考えた。 まずは前回の長男と同じ、ビンゴゲーム。 それが終わると間髪を入れずに子供達に紙袋を渡し、イースターエッグハントをした。 6色のたまごをひとつづつ集めてこいと言うもの。 混乱もなくケンカもなく、皆で手伝いあいながら、プラスチックのたまごを集めて来た。 その頃には室内にすっかり用意されていた、友人による、パペットショー。 彼女は今こういう事を専門に勉強しているのだ。 手作りの人形とシルクの布で作られたステージはなかなか素敵なものだった。 お話の内容は「一寸法師」。子供達は黙って真剣に見入っていた。 その間にこちらはバースディケーキの用意。 次男の希望でフルーツ入りの生クリームケーキ。 デコレーションは野球がテーマだった。 手作りできない時はいつもチャイニーズのベーカリーで注文する。 甘みを抑えたふんわりと優しいスポンジで、 いつもアメリカの子供にも親にも人気があるのだ。 二回、三回とお代わりをする子供も親もいた。 みんなこういうケーキが美味しいと思うのなら、 何故アメリカのケーキはいつまでたってもあんなに甘いのだ? 最後におみやげ袋を持たせたらもうお開きの時間。 お土産袋の中身は、日本の1ドルショップで買った、 千代紙柄の糸電話と、色鉛筆。 糸電話はなかなかヒットだったようで、 子供たち「Cooool!! 」と声を上げて、早速遊んでいた。 土曜日は忙しくて、そのまま教会の催しもあったので、 プレゼントは今日の午後に開けた。 今までせいぜい5、6人しか呼ばなかった次男は 今年は10個以上ものプレゼントをいただいて天にも昇る夢心地だったようだ。 ひとつずつ名前を確認しながら開けていく。 ひとつ開けるたびに、 「あ、まずカードを読まなくちゃ」 「ママ、Happy Birthdayって書いてあるよ、Lくんからだ」 「あ、ママ、絵が描いてあるよ、かっこいいね。」 「あ、またHappy Birthdayって書いてあるよ。」 あたりまえだ。(笑) ひとつひとつのカードにコメントしながら、 もらったプレゼントに目を輝かせる。 「わあ、これはかっこいいねー」 「COOL! ブーメランだ、欲しかったんだ。」 「あ、このゲームは皆で遊べるね」などと大はしゃぎである。 次男は金曜日に学校でもお誕生日を祝ってもらった。 家からバナナマフィンを持っていき、 みんなで歌を歌ってもらってマフィンを食べた。 先生からてづくりのプレゼントやカードをいただいた。 本当は次男のお誕生日は今週の火曜日なので、実はまだギリギリ6歳。 明日は彼の大好きな伯父さんもきているので、 皆で一緒にお祝いの食事に行く。 甘やかされているかもしれない。 いやもう実に甘やかされていると思う。 でも普段特別何を買ってあげるでもなし、 誕生日とクリスマス以外はプレゼントもなし。 何々が出来たご褒美、などというものもうちでは存在しないので、 ま、誕生日くらい甘やかされたっていいじゃないかと思っている。 少なくとももらったものは大切に使っている。 そして1年も2年もたっていても、 「これはCくんがくれたものだよ」 「これは去年の誕生日にRがくれたんだよ」 などとしょっちゅうコメントしながら使っていて それはとてもいい事だと思うのだ。 何より嬉しいのは、これでまた来年の春まで お誕生日の心配をしなくてもいいということだ。 あー疲れた、お母さん、ご苦労様でした。 (と自分で言ってみる) 本日の献立:玄米、野菜と豆腐のニンニク炒め、魚のフライ

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