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先日、実家に帰っていたときの事。
実家で飼っている犬は保健所で処分されようとしているのを貰ってきた。 中型の雑種犬、2歳である。 多少人見知りのところもあるが、なかなかにカワイイヤツなのである。 「お手」以外になんの芸も出来ないのだが、この「お手」も、家の修理に来てくれていた犬好きの職人さんが仕込んでくれたものだ。 そこで、私が「伏せ」を教える事にした。 全くしつけの出来てない犬だが、餌を片手に何度も教えて、ほめまくり、さほど時間をかけずに出来るようになった。 結構賢いヤツだったのだ。 早速、姉やら、姪っ子やらにお披露目してやってもらったのだが。。。 私の手本で、出来たのを見ただけで二人はおおはしゃぎ。 いざ本人達にやってもらうと、慣れないものだからなかなかうまく出来ない。 出来てないのに餌を先に与えてしまったりしてぶち壊しなのである。 挙句、「いいの!この子は何にも出来なくても。ほら、かわいいかわいい。。。」 私がしつけた「伏せ」も程なく忘れてしまうんだろうな。。。 賢くて、きちんと教えればいろんな芸をどんどんこなせるようになるだろうに、世間的には、何にも出来ない「おばか犬」のままだ。。 と、嘆いた時、私の脳裏に二人のバカ息子の顔が浮かんだ。 かつての私は姉達と同じではなかったか。。。 そして私より強烈にしつけがヘタだったのが夫だった。 だもんで、立派なおばか息子達が出来上がった。 息子達、あんたたちは犬では無い! どうか自分で学んで成長してくれ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.20 21:43:20
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