2011/12/17(土)11:08
氷山の楽書き帳(師走のカレンダー)
自分の人生を顧みて、
12月が「暇」だったことは一度も無いと言い切れそうである。
幼い頃も、学生の時も、社会に出てからは尚更に多忙続きの私の師走。
12月は、一年の終わり月で、皆忙しく
師匠も趨走(スウソウ‥ちょこまかと走るの意)するところから「師趨」となり、
「師走」となったする説が一般的である。
又、師が「法師」の意であるところから、
十二月は「僧」を迎えてお経をあげていただくので
師が馳せ走る「師馳月」であり、これが略されたものであると云う説もある。
師走の由来は諸説あるが、
何も「師」でなくとも新しい年を迎えるために、
いろいろと締めくくり「良いも悪いも」一掃して
一新したいと云う思いも相俟って、皆忙しくなるのであろう。
特に今年は、「東日本大震災」と言う未曾有の大災害があり、
未だに遅々として何もかもが進んでいない。
それでも、師走はやって来る。
「犠牲的精神の持ち主の兎」から
天に飛翔する「龍」の年がもうじき訪れる。
気持ちを新たに、前に一歩踏み出そうと思っても
そう簡単には想いは断ち切れないが
それでも「新年」がやって来る。
カレンダーは残り一枚‥
最後の一枚の枯れ葉のようでもある。
しかし、その枯れ葉が散って新しい芽吹きの春になる。
あっ、忘れていた!
2012年のDiaryを買って来なくては‥