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カテゴリ:人生
私たち人間が根本的に受動的存在でなかったならば 傷つく人は少ないだろう。 私たちは、なんらかの対象から触発されて 多様なる直感的所与を受け取る。 これを「感性」と言う。 私たちは、こうした感性的直感しか与えられない。 すなわち、感じ方は人それぞれであるから 些細なこと、小さなこと、取るに足らないことでも 傷ついてしまうことが多い。 例えば、天気が良いとか悪いとか 暖かいとか寒いとか、そんなどうしようもないことでも 傷つくことがある。 人の力が及ばぬことでさえ傷つくのだから 人は存在するだけで誰かを傷つけてしまうのだろう。 そう思うと 心の深淵に落ちてしまいそうになる。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.15 05:54:41
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