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カテゴリ:日本人の美意識
今年もお盆がやってきた。 私は、お盆の間、何かと忙しい。 お墓のお手入れは毎月のことだけど、 精霊棚、仏壇の大掃除、 供花、供物の用意、 お寺さんへのご挨拶、 檀家の持ち回りの奉仕、 そして、新盆見舞いがあったりと 家を空ける事ができない年中行事。 菩提寺には、たくさんの檀家さんがいるので お塔婆を頂くのは、お墓のブロック事に日時が決められている。 今年は、今日の午後からです。 昨日は、ちゃんと迎え火を焚いて 庭も浄めて、煙と細い炎が上がるのを見ていたら 大きな黒い揚羽蝶がヒラヒラと飛んで来た。 なんとなく‥ 「あ〜帰ってきたのね〜」と思った。 我が家には、本来なら父の御位牌しかなくて当然のなのだが どうしたことか、4基を私が守っている。 全部、仏壇からお出しして、設えた棚に広々と置き、 改めてその戒名をじっと見てみる。 伯父、伯母の思い出が次から次へと脳裏に浮かんできた。 お線香を上げる。 合掌する。 「お盆」は大事な行事だなぁ〜って墓守の私はつくづく感じ入る。 今朝、黄色の大きな蝶々が庭にやってきた。 「あら、伯母さんがきた〜」と直感した。 嬉しくなってくる私が桜の木の下にいる。 なんだか、良いでしょう? こうした心からの優しい気持ちって‥ さて、お寺さんへ行く用意をしましょう。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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