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普通の人目線の雑記帳

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2021年03月15日
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テーマ:保護犬(171)
カテゴリ:咲也クンあれこれ
「2012年4月7日、お花見に行きました!(^^)!」


前に飼っていたワンコがもうすぐ20歳のお誕生日って時に、19歳で大往生しました。
亡くなる1か月前まで、元気に自転車に伴走していました。
大型犬だったので、それまでの元気さにはかかり付けの獣医さんが毎回行くたびに驚いていました。
うちのワンコよりずっと年下の犬が待合室でヨボヨボと歩いていたりしたのを不思議な気持ちで見ていたものです。

その子は車でどこにでも一緒に行きたがる子だったので、家族と一緒に色々な所に行きました。
ペット可のホテルが無くても、車の中でおとなしく眠ってくれるので、泊りがけのドライブ旅行にも何度も行きました。
毎年、色々な所に色々なお花見をしに行きました。
桜、藤、ツツジ、紫陽花、ひまわり、紅葉、氷結した滝、いつも一緒に行きました。
毎晩、私と一緒に眠っていましたし、本当に家族の一員だったんです。

その子が亡くなってから、私はどこにも行きたくなくなりました。
どこに行っても、その子と一緒だった思い出ばかりで、思い出すのがつらかったんです。
そんな感じでどこにも行かない数年を過ごしていましたが、ふと、久しぶりにお花見に行く気になりました。
お弁当を作って、権現堂に桜と菜の花を見に行きました。
満開にはまだちょっと早く、曇り空の寒い日でしたがお弁当を食べて花を眺め、帰りに道の駅によって買い物をしようということになりました。

駐車スペースに車を停めて、店内に向かおうと歩き出したら、公衆トイレの前に人だかりがありました。
お花見シーズンに合わせて、その道の駅ではイベントをしていましたので、私はてっきり何かパフォーマンスでもしているのをみんなが見ているのだと思いました。
自分も見てみようと人だかりの中を「すみません」「すみません」と声をかけながら最前列まで進んでみると、そこにはとてもちっちゃいワンコが車止めの支柱にリードで繋がれ、寒さに震えながら、自分の周りの人の顔を必死に見回していました。

「どうしたんですか?この犬??」と近くの人に尋ねると、「朝からここに繋がれたままで、もう夕方になるってのに飼い主が戻って来ないみたいなの。置き去りにされたんだろうね」と言いました。
そのワンコがきょろきょろと周りの人の顔を見ていたのは飼い主を探していたんでしょう。
ですが、残念ながら飼い主は現れないのでした。

私はそのワンコにあと一歩の場所まで近寄りしゃがみました。
ワンコはおびえた様子で私を見ました。
「アンタ、捨てられたんだよ。うちの子になる??」と声をかけると、ワンコはおずおずと私に近寄って来て、私の匂いを嗅ぎ、尻尾を振り始めました。

道の駅の責任者の方に自分の連絡先を渡し、もしも飼い主から連絡があったら連絡をくださいと伝えて、そのワンコをフリースのひざ掛けに包んで連れて帰りました。

ワンコはフケだらけで汚れ切っていた上に、ガリガリに痩せていて、何の犬種かもわからない状態でした。
お風呂できれいにシャンプーし、ドライヤーで乾かしている間、なんの抵抗もせずされるがままで、目には諦めとか悲しみだけがありました。
膝の上に抱き上げ、そっと撫でながら、「もう、心配いらないよ。今日からここがアンタの家だよ。2度とあんな風にアンタを捨てたりしないよ。安心していいんだよ」と静かに話しかけると私の手を両前足で抱くように抱えて眠りました。

翌日、健康診断と予防接種のために獣医さんに連れていきました。
先生がワンコの歯を見て、推定2歳とおっしゃったので2010年4月7日をお誕生日に決めました。
栄養状態が悪い以外にどこも悪いところはないと聞いて安心しました。
体系や体重からミニチュアダックスだと言われました。
桜を見に行って保護したのでサクラという名前にしようかと思いましたが、男の子だったのでサクヤと名付けました。

前のワンコが引きこもりがちになっていた私を見かねて、めぐり合わせてくれたんだと思っています。
それ以来、サクヤは家族の大切な一員として、一緒に暮らしています(^_-)-☆



「今日はどこに行こうか?」
「おいしい物のある所!!」
「アンタの基準はそれか@w@」





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Last updated  2021年03月15日 02時17分59秒
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