ヂゴクのハロウィン
カービングで1個丸ごとのカボチャを彫った時の事。
その日はカボチャにムラがあったようで先生のナイフは刃先が折れ、ナイフが曲がったりする生徒さんも。
私のカボチャはと言うとそんなに固くなく先生も彫りやすいと。
って事はあまりおいしくないのかなとその時は思っていました。
彫り進めてゆく内に気がついたのですが果肉に小さな穴が一つ開いている。
普通なら外側に開くのに何故?
気になって野菜作りのベテラン生徒さんに見せたら「もしかしたら…気をつけたほうがいいわよ」の警告。
外側に穴は無いからカボチャの実が柔らかい内に虫が入ったかもしれないという話です。
やだなあと思いつつ持って帰って冷蔵庫へ。
そして日は流れある日の事。
カボチャの味噌汁でもと思いカービングしたカボチャにナイフを入れました。
難なく切れたのですが切った瞬間に気をつけて発言を思い出しました。
カットしたカボチャのワタ部分を見るとなんか木屑みたい…
とシゲシゲ見てたら切り口から白い小さなモノがパラパラっとこぼれ落ちました。
そしてそれは蠢いている…。
それを見た瞬間カボチャはソッコーでビニール袋に入れ廃棄処分。
台所は殺虫剤を撒き排水口にはカビ取り剤を撒き散らしました。
しかし話しはこれで終わらない。
冷蔵庫の野菜室を開けたらパッと見はわからなかったのですが中から出たモノが沢山おり…
夕食前のジェノサイドが終わったのは1時間後。
野菜室とその周辺はピカピカになりました。
そして最近の私はまるごとのカボチャを異様に警戒し、カットカボチャも真剣に切り口を見ています。
ちなみに写真はスイスチャードという野菜。
カラフルで綺麗だから添付してみました。
話の内容があれだから目の保養になれば幸いです。