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カテゴリ:旅の話
教習所に通い始めてから、うまく行かなくて気持ちがへこんだ時には、「車に乗れたら出来ること」を、なるべくたくさん思い描くようにしています。
自然の中のドライブも、その中のひとつ。 私たち夫婦は、結婚後半年ほどして車を購入しました。それからは、日帰りの気軽な旅も含め、ずいぶん色々な場所へ出かけています。 10月は私の誕生月で、連休もあり、お祝いの旅行を楽しんできました。 季節柄、東京より一足早く紅葉の季節を迎える信州へ足を伸ばすことが多かったのですが、昨年は夫がいつになく気合いをいれて企画を立ててくれました。 名付けて「信州の蕎麦屋巡りの旅」(夫は無類の蕎麦好き)! 蓼科のオーベルジュに2泊滞在し、日中は白樺高原や美ヶ原の紅葉見物をしながら、名高い蕎麦屋をはしごする…というもの。3日間の旅行中、四軒の蕎麦屋を訪れました。こういうテーマのある旅行も、なかなか楽しいものです。 ちなみに、私が一番気に入ったのは、蓼科高原の「しもさか」というお店。 まず、ロケーションがすばらしい。林の中の小さな横道へ入っていくと、木立に囲まれた小さなお店が佇んでいます。敷地内にはきれいな小川が流れていました。 お蕎麦は、石臼で挽いた自家製粉のそば粉で、つなぎを使わない十割蕎麦。でもとても上品なお味で、器やインテリアの趣味も素敵でした。 夫は、上田の「刀屋」がベスト1だったそうです。こちらは太めの麺で量が多く、素朴なお味で美味しかったですよ。 わが家の車には、私たち夫婦が「紅葉の音楽」と呼んでいるMDが載せてあります。 坂本龍一さんが、ボサノヴァの巨人、故アントニオ・カルロス・ジョビン(「イパネマの娘」など有名な曲をたくさん作った人です)の曲を、ピアノとチェロと女性ボーカルのトリオで演奏している「CASA」というアルバム。 「CASA」は「家」という意味で、録音されたのはリオにあるジョビンの邸宅で、実際に彼が使っていたピアノを坂本さんが弾いています。このアルバムが、秋の日に車窓いっぱいに広がる紅葉を眺めながら聴くと、とってもいいのです。目と、耳から入ってくる気持ちのよいシグナルで、体の中が浄化されていくような感じがします。 こんな風に、お気に入りのBGMを車の中に備えている方、多いのではないでしょうか? 昨日は苦戦したS字カーブの教習、何度もイメージトレーニングした成果で、今日はうまくできました。よかった、ほっと一息。 でも、紅葉の山道を自分でドライブするには、まだまだ相当な修行が必要だと思われます。がんばります… ※私も微力ながら協力しました※ 新潟中越地震 義援金の窓口一覧 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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