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テーマ:クルマ選び(281)
カテゴリ:運転免許の話
結婚の翌年に購入して以来、ずっとわが家の大事な一員として活躍してくれていた愛車を、この度ついに買い換えることになりました。
愛車はOPELのヴィータという車種で(わが家では“うちのヴィータちゃん”と呼んでいます)、かさむ点検代も惜しまずに、ずっと乗り続けていた車です。 ふたり暮らしだし、(購入当時は)彼の運転も不慣れだから…という理由で選んだ小さな車でしたが、幸い、今住んでいる町(古い城下町なので、市内の中心部はとにかく道が狭く、入り組んでいる)の状況にも合っていました。 おかげで、免許取立ての私も運転するようになって一年半、無事故はもちろん、こすった!へこんだ!という事態とも無縁でした。 でも、転勤後は、夫の車通勤の文字通り「足」となり、車社会の地方の生活で、酷使が応えたのでしょうか…目に見えてガタが来たヴィータちゃん。 この辺が潮時かもしれない、という結論になったわけです。 日曜日、夫と二人でディーラー巡りをしました。 もう何ヶ月も、雑誌やネットで候補の車種を研究し続けていた夫は「今度は絶対国産車にする」ということで、トヨタならこれ、日産ならこれ、マツダならこれ…と、あれこれ説明してくれたのですが。 あの~ごめんなさい、どの車がどこでどう違うのか、さっぱりわからないんだけど… 本来まっったくと言っていいほど車には無関心で(何しろ35歳になるまで免許も持っていなかったわけだし)、デザインがどうのこうのと言われても… 夫が「これはかっこいいよね」「これはちょっとダメでしょ?」と言う問いかけにも(???)なのに、ましてや営業の方が立て板に水のごとく説明してくださる細かいお話など、お経か呪文を聞いているようです。 しかも、行く店行く店、どこも室内の冷房が異常に寒い! 羽織るものを一枚持ってくればよかった…と思っても後の祭り。 行く先々でサーヴィスされる飲み物、温かいお茶やコーヒーをお願いしましたが、しまいには胃袋が水分でパンパンになりました。 帰り道、やたらボーッとするなぁ、さすがに疲れた…と思ったら微熱が出ておりました。 これって、もしかしたら知恵熱かも…(笑) それにしても、つくづく私は「ものが捨てられない人間」というか、持ち物への執着が強い性格なんだなぁと実感。 新車の購入は、もちろん夫婦で話し合って納得した結論なのですが、決心した後で日に日に高まる、ヴィータちゃんと別れることの寂しさ! コンパクトだけれど乗り心地はいいし、冷房の効きは悪いけど暖房は強力だし(笑)色もとても気に入っていて… 何より、ドライブ旅行の思い出とか、初めて自分でハンドルを握った日のこととか、一緒に重ねてきた時間のことを思うと、愛しくてたまらなくなるのです。 国産車に比べたらかなりハンドルが重いとか(駐車で切り返しをする時はヘトヘトになります)、ブレーキとアクセルの位置がやたら近いとか(外車を右ハンドル仕様にしているからでしょうか)、いろいろあった問題点が解決されるとなれば、運転の下手な私こそ喜ばなければいけないのですけどね。 実は、ピカピカの試乗車を未熟な技術で運転しなければいけなかった緊張が、一番体に悪かったのでは?と内心思っている私なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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