ふたり暮らしの手帖

2006/10/24(火)18:18

お茶のお稽古 ~紅一点、ならぬ・・・~

お稽古の話(42)

私が茶道のお稽古に通っているのは、近所にある市営のカルチャーセンターのようなところです。 どこも似たようなものだと思いますが、各講座で半年ごとに生徒が募集され、去る人もあれば来る人も…という形態をとっています。 10月は、本年度の下期開講分の講座がスタートする月。 裏千家茶道のクラスにも、前回のお稽古から新メンバーが加わりました。 私は、前回は実家に帰省していてお休みだったので、今日がその方々との初顔合わせでした。 ご挨拶をして和室に入った途端、声にこそ出さなかったものの …えっ??… と、心の中で弾ける大きな疑問符。違和感。 なんと、新しく講座に入られた方のうち、お一人が男性だったのです。 もちろん、殿方が茶道を嗜まれることに何の文句もありません!(そもそも家元は男性だし) 写真家の桐島ローランドさんとか、比較的若い男の人が「茶道が趣味です」とさらりとおっしゃるのも、すごくカッコイイと思う。 でも、私が通っているのは、月に2回とはいえ、平日の昼間のクラス。 夜のクラスに比べて、通ってくる人の殆どは主婦だし、年齢層も高いのです。もちろん全員女性です。 だから、恐らく三十代かな?と思われる新しいお仲間の男性は、相当…目立つわけでして。 ご本人とは挨拶を交わしただけでしたが、足のしびれに時折顔をしかめながら、それでも一生懸命袱紗さばきを練習していらっしゃいました。 どういうきっかけがあったのかはわかりませんが、「やってみよう!」という思いをちゃんと実行された勇気には、素直に敬服します。 これからも末永くお稽古を続けていただきたいな…とも。 それにしても、どんなお仕事をされているのかしら、どうしてこちらに来ようと思われたのかしら、なんで茶道だったのかしら… と、お稽古の間もずっとクエスチョンマークが脳内をグルグル。この下世話な好奇心、あぁ、私ってやっぱりもうオバサンなんだなぁ~と、自戒と反省です(笑) 【全国菓子大博覧会「裏千家 茶道家元賞」受賞!!だそうです。】 「花かずら(大納言・手亡 詰合せ)」

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